スケジュール管理はスマホ?手帳?それぞれのメリット・デメリットを比較してみた
みなさんは日々のスケジュール管理はどのように行っていますか?
一昔前まではスケジュール管理=手帳というイメージがありましたが、パソコンやスマートフォンの普及に伴い、デジタル管理派の方も増えてきましたね。
今回はデジタル管理・手帳管理のどちらも経験がある私が、それぞれの特徴とメリット・デメリットを比較していきたいと思います。
「手帳からスマホ管理に移行したい」
「スマホ管理にしたけどやっぱり紙の手帳も気になる」
という方はぜひ参考にしてみてください!
デジタル管理(スマホ)について
今やほとんどの人が持っていると言っても過言ではない、スマートフォン。
総務省が2021年に発表した通信利用動向調査によると、スマートフォンの普及率は全体で79.7%。
20~49歳では100%を越える結果になりました。
昨今はスケジュールはスマホ派という方が増えましたよね。
まずはデジタル管理のメリット・デメリットを見ていきましょう。
参照:身近で進む「デジタル化」、普及率はどれくらい? – ITをもっと身近に。ソフトバンクニュース
デジタル管理のメリット
デジタル管理の最大のメリットは、スマホ1台さえあればどこでもスケジュールが確認できることです。
大きな荷物を持っていても、ちょっとした出先でも、スマホがあればすべて完結します。
- PCやスマホがあればどこでも予定が確認できる
- 予定の変更や削除が簡単
- 家族や恋人と予定を共有できる
- リマインダー機能がある
- 無料で使えるアプリが多い
- 着せ替え機能があれば気分でデザインを変更できる
スケジュール管理アプリは種類が豊富で、使い勝手やデザインなど好みのものを選べます。
デジタル管理デメリット
つづいてデメリットについてです。
デジタル管理のデメリットは、スマホ頼りになってしまうところ。
通信障害や災害時には使えなくなってしまう可能性があります。
- オフラインでは使えないものがある
- デバイス故障時などにデータを紛失する恐れがある
- 広告が邪魔
- アプリのサービスが終了してしまう可能性がある
- 複数のアプリを使うとどこに何を書いたかわからなくなる
- イラストやちょっとしたメモを書き込むのは難しい
- 自由度が低い
スケジュール管理アプリは、その名の通り予定管理に特化しているものが多いです。
ちょっとしたメモやタスクなどを管理するには別のアプリが必要になるため、アプリの使い分けが少し面倒に感じるかもしれません。
また、仕事のスケジュールをスマホで管理する場合、取引先など目上の立場の相手の前でスマホを開くことになります。
年代が上の方など、中には重要な場面でスマホを開くことに嫌悪感を抱く方もいるので、TPOには気をつけましょう。
こんな人にはデジタル管理がおすすめ
デジタル管理が向いているのはこのような方です。
- 仮の予定や予定の変更が多い
- リマインダー機能が欲しい
- 家族や恋人と予定を共有したい
- 予定管理できれば特にこだわりはない
- メモやタスク管理は必要ない
特に予定の変更が多い方や忘れっぽい方はデジタル管理がおすすめです。
- Lifebear
- Time tree
- Googleカレンダー
- Yahoo!カレンダー
無料のものから有料のものまでさまざまなスケジュール管理アプリがあるので、お好みのものを探してみてくださいね。
アナログ管理(手帳)について
アナログ管理についてもご紹介していきます。
デジタル分野が発展しても今なお根強い人気を集める紙手帳。
10月、2月などの手帳シーズンにはさまざまなお店で手帳を広く展開し、運命の一冊を求める多くの人々で賑わいを見せています。
アナログ管理のメリット
私はずっとアナログ管理派ですが、手帳は自分だけの財産になることがアナログ管理ならではのメリットだと思っています。
- 一目でわかりやすい
- 手書きすることで頭の中が整理され、記憶に残りやすい
- スケジュールだけでなく、タスクや記録も一冊に書き込める
- スマホで電話しながら予定を確認できる
- 自由度が高い
- 愛着がわく
- インターネット環境が不要
- 使い終わった後はログとして残しておくことができる
手帳はフォーマットこそあるものの、使い方は基本的に自由です。
便利アイテムと組み合わせたり、シールを貼ったりといったカスタマイズも無限大。
文字だけでなくイラストや図などを自由に書き込めるので、ちょっとしたメモやアイデアなども忘れずに書き留めておくことができます。
アナログ管理のデメリット
つづいてデメリットについてです。
アナログ管理の最大のデメリットは、手帳を持ち歩かなくてはいけないことです。
特に日頃小さいバッグを使っている方にとっては、手帳が荷物に感じてしまう可能性があります。
- 持ち歩く必要がある
- 予定の変更や削除が少し手間
- 人と共有しにくい
- 書けるスペースに限界がある
- 手帳を買う必要がある
メモやタスク含め、普段はPCやスマホでしか文字を打たないという方はわざわざ手帳を開くことが手間に感じるかもしれません。
こんな人には手帳がおすすめ
アナログ管理に向いているのはこのような方です。
- スケジュール以外もまとめて管理したい
- アポや打ち合わせなどの予定が入りやすい
- 予定やメモを見ながら仕事・作業をしたい
- 後から見返したい
- 書くことが好き
手帳のメリットはなんといっても自分の好きなように使えること。
タスクやメモなど管理することが多い方、記録として残しておきたい方には特におすすめです。
手帳を長く快適に使うために大切なのは、自分に合った手帳を選ぶことです。
「途中で手帳を開かなくなってしまった」という事態を防ぐためにも、バッグが小さいなら手帳もコンパクトなもの、たくさん書きたいならメモ欄が豊富なもの、というように自分の生活スタイルを考慮して選びましょう。
スマホ×手帳もおすすめ
ここまでスマホと手帳の特徴をご紹介していきましたが、どちらかに絞るのではなく、両方活用するのもおすすめです。
デジタル管理とアナログ管理、どちらにもいいところと悪いところがあります。
しかし、ふたつを組み合わせることでそれぞれのデメリットを補うことも可能です。
たとえば仕事では手帳を使い、プライベートの予定はスマホで管理するという方法。
手帳は電話をしながら予定を確認できるので、出先で突然アポが入ったときもすぐに書き記すことが可能です。
一方で休みの日は手帳を持ち歩く必要がないので、小さなバッグで身軽にお出かけできます。
デジタル管理とアナログ管理どちらもメリットがあると感じた場合は、両方活用するのもおすすめですよ。
おわりに
スケジュールのデジタル管理とアナログ管理のメリット・デメリットのご紹介でした。
スマホアプリがおすすめな人
- 仮の予定や予定の変更が多い
- リマインダー機能が欲しい
- 家族や恋人と予定を共有したい
- 予定管理できれば特にこだわりはない
- メモやタスク管理は必要ない
手帳がおすすめな人
- スケジュール以外もまとめて管理したい
- アポや打ち合わせなどの予定が入りやすい
- 予定やメモを見ながら仕事・作業をしたい
- 後から見返したい
- 書くことが好き
どちらが正解ということはありませんので、デジタル管理とアナログ管理双方のメリットとデメリットを自分の生活スタイルに当てはめて参考にしてみてくださいね。
みなさんのベストなスケジュール管理方法が見つかりますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。