ルーズリーフのインデックスの作り方【画用紙でかんたんDIY】
ルーズリーフはリフィルを好きな順番で入れ替えたり、複数の科目をわかりやすく管理できたり、ノートではなし得ないメリットがあります。
特に科目やジャンルごとに内容を整理したい方にとって打ってつけのツールでしょう。
今回は、そんなルーズリーフをさらに快適に使うためのオリジナルインデックスの作り方をご紹介します。
インデックスは見出しという意味で、ルーズリーフを任意の箇所で分割することができます。
インデックスはルーズリーフで複数の項目を管理する上で欠かせません。
今回ご紹介するのは画用紙と家にあるツールで超かんたんに作るインデックス。
「市販品では好みのデザインのものがなかった」
「簡易的でいいので自分で作りたい」
という方は、ぜひ本記事を参考に作ってみてくださいね。
インデックスの役割とメリット
インデックスは見出しという意味です。
突起部分を設けることで目的のページがわかりやすくなります。
ページを分割するという意味では「ディバイダー(divider)」という方が自然な気もしますが、一般的にはこのような商品を「インデックス(index)」と呼びます。
ルーズリーフでインデックスを使うことには、メリットがあります。
- 科目・ジャンルの異なる内容を分けて管理できる
- 目的のページにアクセスしやすくなる
- 付箋やメモの一時置き場として使える
インデックス最大のメリットは、ページを分割できることです。
たとえば、「英語」「フランス語」のように複数の科目で分けたり、「板書」「テスト対策」のように同じ科目の中でもジャンルや用途で分けたりできます。
画用紙で作るルーズリーフインデックスの作り方
今回は、A5サイズのルーズリーフのインデックスを例にご紹介していきます。
バインダーはマルマンから販売されているユアンスシリーズです。
大人可愛いデザインが気に入って愛用しているのですが、ミニマル仕様のため横幅がやや狭め。
市販のインデックスを挟んだところ、インデックスの突起部分が若干飛び出してしまうのが気になったため、今回自作することにしました。
さて、今回の完成形がこちらです。
インデックスは5枚作りました。
くすみカラーの画用紙を使うことで、落ち着いた雰囲気に仕上がりました。
画用紙を切っただけなので、強度が気になる方は厚紙などを使うのがおすすめです。
用意するもの
- ルーズリーフバインダー
- ルーズリーフリフィル
- 画用紙
- カッター
- カッターマット
- 定規
- シャーペン
- 消しゴム
- 穴あけパンチ
- コーナーパンチ(なくても可)
今回は穴あけパンチを使って地道に穴を空けていきますが、ルーズリーフパンチがあるととてもかんたんに作れます。
オリジナルのリフィルを作る方やプリント類を一緒に挟むことが多い方は、一台あると便利ですよ。
①画用紙の大枠をカットする
まずは突起部分を含めた大枠をカットしていきます。
画用紙にリフィルを重ね、シャーペンで線を引きます。
このとき、インデックス(突起部分)をつけたい方向のみ余白を作ります。
私は今回横方向にインデックスをつけるので、横幅はリフィル+7mmの箇所に線を引きました。
インデックスの幅はお好みでいいですが、幅が広すぎるとバインダーから飛び出してしまうので注意が必要です。
ガイド線が引けたら線に沿ってカッターでカットします。
2枚目からは、最初にカットした画用紙を重ねて線を引くとかんたんです。
同じように必要な枚数分カットします。
私は今回5分割で作るので、5枚作りました。
②インデックス部分に印をつける
つづいて、インデックスになる部分にガイド線を書きます。
最初に決めた幅のところに線を引きます。
私は7mmにしたので、端から7mmのところに線を引きました。
この線は後で消すので、強く引きすぎないように!
③インデックス部分のサイズを計る
インデックスのサイズを決めていきます。
使うのはリフィルです。
まず、リフィルの長さ(インデックスをつける方向)÷インデックス数でインデックス1個あたりの長さを割り出します。
たとえばA5の縦部分にインデックスを5つつける場合、リフィルの縦幅は210mmなので、5分割すると42mmになります。
インデックスの長さがわかったら、リフィルに印をつけていきます。
この印が後のガイド線になります。
④ガイド線に沿ってカットする
つづいて、画用紙と印をつけたリフィルを重ねます。
リフィルにつけた印にそって、画用紙に線を引きます。
1枚目の画用紙は1番上の印、2枚目の画用紙は1番目と2番目の印、3枚目の画用紙は2番目と3番目の印、というようにインデックスをつける位置をひとつずつずらしながら線を引きましょう。
すべて引くとこんな感じになります。
このとき、カットする線をなぞって目立たせておくと切るときにわかりやすくなります。
ガイド線に沿ってカットしていきます。
カットするとこんな感じになります。
ガイドに使った不要な線は、このタイミングで消しておきましょう。
⑤角を丸くカットする
ようやくインデックスっぽい形になってきましたが、ここからもう一手間加えていきます。
切ったままだと角が尖っていて見た目があまりきれいではありません。
このままでは折れやすくなってしまうデメリットもあるので、コーナーパンチを使って角を丸くしていきます。
コーナーパンチがない方ははさみで丸く切ってもOKです。
四隅とインデックス周りをカットしましょう。
⑥穴を空ける
最後の工程です。
ルーズリーフに挟めるように穴あけパンチで穴を開けていきます。
ルーズリーフパンチがあれば一発でできるのですが、私は持っていないので2穴パンチを使って地道に開けていきます。
まずは画用紙にリフィルを重ね、穴の位置にシャーペンで印をつけていきます。
かなりの数があるので地味に大変ですが、めげずにやっていきましょう。
すべての画用紙に印をつけたら、パンチで穴を開けていきます。
ガイド線が見えるように、パンチの蓋は外してくださいね。
画用紙をパンチで挟み、パンチの穴からガイド線を見ながら穴を開けていきます。
リフィルの穴はパンチの穴より小さいので、パンチ越しでもしっかり見えますよ。
すべて穴を開けたら、完成です。
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⑦完成!
画用紙で作るかんたんインデックスが完成しました。
工程を細かく分けたので長くなってしまいましたが、作業自体はどれもかんたんなので誰でもできますよ。
実際にルーズリーフに挟んでみました。
さり気なく主張するインデックスがおしゃれで機能的!
インデックス部分にテプラやマステを貼るのもおすすめです。
インデックスの幅を控えめに作ったため、バインダーを閉じてもはみ出すこともありません。
大満足の出来になりました。
画用紙があればかんたんに作れるので、みなさんもぜひチャレンジしてみてくださいね。
おわりに
画用紙で作るルーズリーフインデックスの作り方をご紹介しました。
家にあるツールでかんたんに作れるので、DIYが苦手な方にもおすすめです。
自作したアイテムを使えば、勉強や仕事もより一層はかどるはず。
完成したインデックスにマステやシールを貼ってさらにアレンジを加えるのもおすすめですよ。
ルーズリーフのインデックスが欲しいみなさん、せっかくなら自分で作ってみては?
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
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