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【独学】コスパ悪い?色彩検定1級で使ったものとかかった金額を公開!

色彩検定1級で使ったものとかかった金額を公開

色彩検定は、色彩にまつわる幅広い知識を問う民間資格です。

   

中でも1級は色彩検定の最上級で、色が好きな方や色彩にまつわる仕事をしている方にとっては憧れの対象でもあります。

   

しかし、色彩検定1級は1次試験と2次試験があり、出題範囲も広いです。

しっかり対策して試験に臨まないと合格できないため、必然的に必要な教材も多くなってしまいがちです。

   

これから勉強を始めようと思っている方の中には、出費のことを考えて一歩踏み出せないという方もいらっしゃるかもしれませんね。

   

そこで本記事では、私が2024年度の色彩検定1級に合格したときの勉強で使ったテキスト・アイテムをすべてご紹介していきます。

後半ではかかった総額も公開しているので、受験を検討している方の参考になれば幸いです。

もくじ

色彩検定1級について

色彩検定は、公益社団法人色彩検定協会が主催する民間資格です。

色彩心理や配色、ファッションなど色彩にまつわる知識が問われる検定で、累計受験者は延べ150万人以上に上ります。

正式名称文部科学省後援 色彩検定
級位1級・2級・3級・UC級
試験日程夏期・冬期の年2回
(1級は冬期のみ年1回)

本記事をご覧になっている方は、1級の受験を検討している方が多いと思います。

   

1級は他の級位と異なり、1次試験と2次試験に分かれています。

1次試験はマークシート方式、2次は記述と実技です。

   

実技試験は十分に対策して臨まないといけないため、必然的に必要なアイテムやテキストも多くなっています。

色彩検定1級で使ったテキスト

それでは、ここから私が色彩検定1級(2024年度)受験時に購入したものをご紹介していきます。

色彩検定1級で使ったテキスト
使用アイテム
  • 色彩検定公式テキスト1級編
  • 最短合格!色彩検定2級・3級 テキスト&問題集
  • 新配色カード199a
  • 色彩検定過去問題集1級2023年度
  • 色彩検定過去問題集1級2022年度
  • 色彩検定過去問題集1級2021年度

使用したのは、上記の6つです。

ひとつずつ特徴と用途をご紹介していきます。

①色彩検定公式テキスト1級編

まずは1級受験には欠かせない、色彩検定公式テキスト1級編です。

色彩検定公式テキスト1級編
使用時期7ヶ月半前~直前
使用目的メインの学習
図や表の暗記

2・3級は公式以外のテキストも複数出版されていますが、1級に対応しているのはこちらの公式テキストのみです。

1級受験には必須ですので、必ず用意しましょう。

色彩検定公式テキスト1級編の構成
  • 色彩と文化
  • 色彩調和論
  • 光と色
  • 色の表示
  • 測色
  • 色彩心理
  • 色彩とビジネス
  • ファッション
  • 景観色彩

色彩検定1級では色彩にまつわる幅広い内容を学習します。

2級までとは異なり、歴史やビジネスなどより深く専門的な部分へ切り込んでいくため、より実用的な内容となっています。

   

ちなみに、色彩検定公式テキスト1級編は全国の書店で購入できますが、店舗在庫が少なく取り寄せになる場合もあります

テキストは早めに用意するか、ネットショップを利用するのがおすすめですよ。

\ 1級受験するなら必須! /

②最短合格!色彩検定2級・3級 テキスト&問題集第2版

色彩検定1級では、2級までの内容が頭に入っていることを前提に学習を進めていきます。

特に2次試験では2・3級で学習した慣用色がキーポイントとなるため、飛び級で1級を受験する場合も2・3級のテキストは必ず用意しましょう

   

私は2年前に2級を受験したときに購入した最短合格!色彩検定2・3級テキスト&問題集第2版を使用しました。

最短合格!色彩検定2・3級テキスト&問題集第2版
使用時期7ヶ月半前 / 2週間前~直前
使用目的2・3級の復習
2次試験対策

こちらは1冊で2級と3級両方の内容を網羅できるため、効率よく学習できてコスパもいいです。

フルカラーで図や写真が多く、視覚的にもわかりやすいところがお気に入りでした。

特に役立った内容
  • 慣用色名
  • PCCS
  • 配色技法
  • 配色イメージ

2次試験ではPCCSに則って実際に配色する問題が出題されるので、2次対策として最短合格!色彩検定2・3級テキスト&問題集第2版が大いに役立ちました。

\ 2・3級を一気に復習するなら! /

③新配色カード199a

つづいては、PCCSに対応したカラーカード新配色カード199aです。

新配色カード199a
使用時期2ヶ月前~直前
使用目的2次対策

2級までは「あったほうがいい」という立ち位置だった新配色カード199aですが、1級では必須アイテムとなります

   

1級の2次試験では、新配色カード199aを使ってカラーカードを切り貼りする問題が出題されます。

本番は時間との勝負ですので、早い段階から新配色カード199aの扱いに慣れておきましょう

   

ちなみに、新配色カード199aは2024年2月にリニューアルされました。

新配色カード199aの新旧版の違い

表紙のデザインは一新されていますが、収録カラーカードや大きさなどは同じです。

リニューアル版の変更点
  • インデックスに CMYK、sRGB値を掲載
  • 補足情報が見られるwebサイトのQRコードを掲載

参照:新配色カード 199 価格改定及び、製品リニューアルに関するお知らせ|日本色研事業株式会社

私は2次試験の過去問の演習のほか、慣用色名のPCCS近似値の暗記、配色技法や配色イメージ通りに配色してみるなど、さまざまな使い方で活用しました。

2級受験時に購入していた分では足りなくなってしまったので、途中で2つ買い足しました。

ちなみに、実店舗では売っているお店をなかなか見つけられなかったため、私はAmazonで購入しました。

画材屋さんや大型文房具店が近くにない方はネットで購入するのがおすすめです。

\ 早いうちから慣れておこう! /

④色彩検定過去問題集1級2021年度

過去問は3年分購入し、何度も解いて出題傾向を把握しました。

   

色彩検定1級試験は年に1度しかないため、過去問も1冊に1回分(※)しか収録されていません。

※2022年以降は一部設問の練習問題あり。

   

そのため、過去問は問題形式に慣れる用で2冊、本番前に実力をチェックする用で1冊、計3冊(3年分)あると安心です。

   

まずは3年前の色彩検定過去問題集1級2021年度です。

色彩検定過去問題集1級2021年度
使用時期2ヶ月前~直前
使用目的出題傾向の把握
演習

1次試験約2ヶ月前、テキストの勉強を一通り終えた段階から過去問を解き始めました。

このときは合格ラインギリギリでしたが、繰り返し解くことで点数は飛躍的に上がりました。

過去問を解くときのポイント
  • 時間を計る
  • 見直しをしっかりする
  • わからないところはテキストで復習する

過去問演習で大事なのは、見直し・復習を怠らないことです。

曖昧なまま放置してしまうと応用が利かなくなってしまうので、きちんと理解できるまでやり込みましょう

\ 何度も繰り返し解くことが大事! /

⑤色彩検定過去問題集1級2022年度

つづいては、2年前の色彩検定過去問題集1級2022年度です。

色彩検定過去問題集1級2022年度
使用時期2ヶ月前~直前
使用目的出題傾向の把握
演習

こちらも使い方は色彩検定過去問題集1級2021年度と同様です。

2ヶ月前から演習用に使いました。

   

2回分解くと、自分の苦手な箇所が浮き彫りになってきます。

私は1次の照明と測色に苦手意識があったため、2021年と2022年の過去問の該当ページを印刷し、ペンで書き込んで理解を深めました

過去問を印刷して書き込んだ例

1回分だけでは問題の相性などで苦手な箇所がぼやけてしまう可能性もあるので、演習用の過去問は2冊あると安心です。

\ 練習問題も付属! /

⑥色彩検定過去問題集1級2023年度

3冊目の過去問は、直近の試験問題が収録された色彩検定過去問題集1級2023年度を使いました。

色彩検定過去問題集1級2023年度
使用時期2週間前~直前
使用目的本番前の実力チェック

こちらは、本番2週間前まで手をつけずに保管しておきました。

本番直前に自分の実力を正確に把握するためです。

   

特に2次の問題は、1度解いてしまうと回答を覚えてしまいがちです。

何度も解くとかかる時間も短くなっていくため、なるべく本番に近い状態で解けるようあえて直前まで解かずに残しておきました

   

この作戦が大成功。

直前に解くことで自分の実力を把握でき、本番試験に向けての安心材料になりました。

\ 受験するなら必須! /

\ 最新版の過去問はこちら! /

その他に揃えたものと総額

ここまでご紹介したアイテムやテキストを一覧にまとめてみました。

色彩検定1級の勉強でかかった総額は、以下の通りです。

アイテム金額(税込)
検定料15,000円
色彩検定公式テキスト1級編4,070円
最短合格!色彩検定2・3級テキスト&問題集第2版2,090円(※)
新配色カード199a
旧商品×1 リニューアル版×2
935円 ×1(※)
1,375円 ×2
色彩検定過去問題集1級2021年度1,100円
色彩検定過去問題集1級2022年度1,100円
色彩検定過去問題集1級2023年度1,100円
合計28,145円

※印は2級受験時に購入したもの。

うち3,025円は2級受験時に購入したものを使い回したため、1級受験時に購入したものの合計金額は25,120円でした。

   

その他には、過去問題集をコピーした印刷代、ノート(ルーズリーフ)代がかかりました。

   

一覧にしてみると、思いのほか出費が多いですね。

色彩検定1級は、民間資格にしては費用がかかるほうだと思いました。

   

しかし、今回購入したものは全て満遍なく使用したため、「なくてもよかった」というものはありませんでした

色彩検定1級で使ったテキスト

色彩検定1級は受験料が15,000円と高いため、1度で合格したいもの。

必要なテキストはケチらずに購入することをおすすめします。

   

色彩検定1級は色彩にまつわる幅広い知識が身に付きます。

かかる金額は大きいですが、それ以上に身になることも多く、実生活が何倍も豊かになります

   

色が好きな方や色に関わる仕事をしている方は、この機会に色彩検定1級にチャレンジしてみませんか?

おわりに

色彩検定1級の受験に使ったアイテムとかかった金額をご紹介しました。

2級に比べて必要なものも多く揃えるのは大変でしたが、どれもなくてはならなかったテキストです。

   

かかる金額が高いため一式揃えるのをためらってしまう気持ちもわかりますが、安心料だと思って投資するのが吉。

一度で合格できれば、結果的にお得になりますよ。

   

それでは、みなさんが合格できるよう祈っています!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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もくじ