【独学】色彩検定2級の勉強で使ったテキスト・アイテム全集
先日、2022年冬期の色彩検定2級の合格通知が出ました。
私はふと「何か資格を取りたい」と思い立って独学で色彩の勉強し、196 / 200点と自分でも満足のいく結果を収めることができました。
そこで今回は私が独学で色彩検定2級に合格するまでに使った教材・アイテムをすべてご紹介していきます。
実際に役に立った活用方法もご紹介していきますので、教材選びに迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
検定にかかった総額も公開しているので、気になる方はぜひ最後までご覧くださいませ。
色彩検定について
色彩検定は公益社団法人色彩検定協会が主催する検定です。
色彩心理や配色、ファッションなど色彩にまつわる知識が問われる検定で、累計受験者は延べ150万人以上に上ります。
正式名称 | 文部科学省後援 色彩検定 |
級位 | 1級・2級・3級・UC級 |
試験日程 | 夏期・冬期の年2回(1級は冬期のみ年1回) |
デザインを学ぶ学生やファッションやインテリアなどデザインに関わる仕事をしている社会人のみならず、幅広い世代の人が受験している検定です。
色彩検定2級の勉強で実際に使ったもの3選
それでは、私が色彩検定の勉強に使った教材・アイテムをご紹介していきます。
ちなみに、私(社会人・20代女)はこんな条件でした。
- 勉強期間:約4ヶ月半
- 勉強時間:約100時間(3級の勉強も含む)
- 点数:196点 / 200点(合格基準は140点程度)
受けるからには絶対に落ちたくなかったため、勉強時間はかなり余裕を持たせたスケジュールを組みました。
2級は3級の内容をさらに深めた問題が出題されます。
私は2級から受験したため、3級の範囲も勉強した上で2級の勉強に挑みました。
それでも4ヶ月半という期間は、かなり余裕を持って勉強できました。
しっかり勉強できる時間がとれるなら、初めてでも3ヶ月ほどの勉強時間でも合格を目指せるかと思います。
それでは、実際に使った教材を見ていきましょう。
最短合格!色彩検定2級・3級 テキスト&問題集
私がメインのテキストに選んだのは、ナツメ社の最短合格!色彩検定2・3級テキスト&問題集第2版です。
色彩検定はたくさんのテキスト・問題集が販売されています。
私は店頭で実際に手に取って見比べてみて、最も分かりやすく自分に合っていると思ったこちらを選びました。
使用時期:4ヶ月半前〜直前
使用目的:メインの学習・図や表の暗記
勉強する上で必要な情報はほぼこちらのテキストから得ました。
- フルカラー
- 2級・3級を一冊で学習できる
- 図や写真が豊富でぱっと理解しやすい
- 大切な用語が赤字で書かれている
- 語呂合わせや覚え方のコツが書いてある
- 模擬問題がついている
- 紙質がしっかりしていて書き込んでも裏写りしない
本来は公式のテキストを使うのが最も無駄がなく学習できるのですが、公式テキストは文章だらけで私にはちょっと読みにくく…。
勉強のやる気が出なそうだったので、今回は別のテキストを選びました。
最短合格!色彩検定2・3級テキスト&問題集第2版は項目ごとに2級の範囲なのか3級の範囲なのか書いてあり、復習するときに範囲が一目でわかりとても使いやすかったです。
初めて色彩検定を受ける方で2級から受けようと思っている方は、2級と3級の両方が学習できるテキストを選ぶのがおすすめです。
新配色カード199a
最初はテキストだけで勉強を進めていたのですが、配色の内容に入ったタイミングで新配色カード199aを購入しました。
新配色カード199aはPCCSのトーンごとに各色が並んだカードです。
- 各トーン24色相のうち、偶数番号の12色だけが収録されている
(vトーンのみ24色収録) - sトーンは入っていない
- pトーン及びltトーンは記号付きのものが採用されている
- PCCSの他に無彩色、ピンク系、ブラウン系、オフニュートラル系、肌色系が含まれる
必要になったら購入しようと思っていたのですが、やはりあった方がより深く理解できると思い購入することに決めました。
使用時期:3ヶ月半前〜直前
使用目的:トーンごとの色の暗記、配色の練習
カードを切って自分で配色をしたり、トーンや色相の暗記したり、とても役立ちました。
2級ではカードの色を見て「○トーンの○番」と完璧に言えるほど覚える必要はありませんが、なんとなく頭に入っているだけで問題が解きやすくなります。
また、実際にカードを並べることで配色のコツや色相環の暗記が効率的にできます。
予算に余裕がある方は、ぜひ購入をおすすめします!
色彩検定 過去問題集2021年度 2級・3級
テキストでの勉強がひと段落したタイミングで、公式から出ている色彩検定 過去問題集2021年度 2級・3級を購入しました。
いくら知識を入れ込んでも、問題の傾向を把握しなければ本来の力は中々発揮できません。
過去問はぜひ購入して何度も解くことをおすすめします。
私は1年分購入しましたが、演習が足りないということはありませんでした。
過去問は2回分(1冊)あれば十分です。
使用時期:1ヶ月半前〜直前
使用目的:問題演習、苦手範囲の把握
私はそれぞれ3回解きました。
1回目は170 / 200点ほどだったのですが、間違えたところを徹底的に復習することで3回目では全問正解できました。
過去問を実際に解いてみると問題の出題傾向や言い回し、配分の特徴がわかります。
テキストでの勉強では理解できていたつもりでも、いざ問題を解いてみるとわからなかったというケースもあります。
自分の苦手を知る意味でも、過去問は購入を強くおすすめします。
【これもおすすめ】色彩検定公式テキスト
今回私は使わなかったものの、色彩検定 公式テキストはやはりおすすめです。
問題は公式テキストから出題されるため、テキストにこだわりがない方は公式テキストを選ぶと間違いないでしょう。
色彩検定公式テキストは級位別になっているため、初めて色彩の勉強をする方は2級と3級両方購入するのがおすすめです。
その他に揃えたものと総額
勉強するにあたり、上記3つに加えてノートを一冊購入しました。
ノートはカインズオリジナルのMサラッセ Wリングノート A5 80枚 方眼罫を選びました。
ダイソーで購入したノートカバーをリメイクし、専用のカバーとして被せています。
ノートはテキストの内容を自分なりにまとめて理解を深めるために使いました。
重要な項目はオレンジ色のペンで記入し、赤シートで何度も反復して覚えました。
以上が、私が色彩検定2級を受けるために準備したものです。
使用したものと金額をまとめてみました。
アイテム | 金額 |
---|---|
検定料 | 10,000円 |
最短合格!色彩検定2級・3級 テキスト&問題集 | 2,090円 |
新配色カード199a | 935円 |
色彩検定過去問題集2021年度 2級・3級 | 1,980円 |
ノート・ノートカバー | 508円 |
計 | 15,513円 |
上記の金額は定価のため、実際にはポイントなどを使いもう少し安く揃えられました。
色彩検定は検定料が高めなため、一式揃えるだけでもそれなりの金額になってしまいます。
一度で合格できるよう、スケジュールは余裕を持たせておくと安心です。
それでは、みなさんが合格できるようお祈りしています!
おわりに
色彩検定2級の勉強で使ったテキスト・アイテムのご紹介でした。
私が色彩検定2級の勉強で使ったアイテムのご紹介でした。
- 最短合格!色彩検定2級・3級 テキスト&問題集
- 新配色カード199a
- 色彩検定 過去問題集2021年度 2級・3級
- ノート・ノートカバー
正直なところ、テキスト一冊のみで勉強しようと思えばできなくないです。
ですが、試験のためだけに勉強するのではなく、「一生使える知識を身につけるために深く理解する」という点で、不必要なものはなかったです。
特に新配色カード199aは色彩や配色の理解を深めるのにとても役立ちました。
これから色彩検定の勉強をしようと思っている方はぜひ参考に教材を選んでみてくださいね。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
\色彩検定2級・3級講座あり!/