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【独学でOK】色彩検定を受けるなら何級?難易度と受験級の決め方を解説

色彩検定の受験級の決め方

「初めて勉強するなら何級?」

「履歴書に書けるのは何級から?」

色彩検定の受験を検討している方の中には、このような疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか?

 

色彩検定は色彩や配色についての技能を問う検定です。

ファッション・インテリアなどデザインに関わる仕事をしている社会人や学生を中心に、のべ150万人以上が受験しています。

 

私は独学で色彩についてイチから勉強し、2級に合格しました。

そこで今回は自身の経験から、独学で合格を目指すときの受験級の決め方をご紹介していきます。

 

気になる合格率難易度勉強時間の目安についてもご紹介していきますので、何級を受けようか迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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もくじ

色彩検定について

色彩検定は公益社団法人色彩検定協会が主催する検定です。

色彩心理や配色、ファッションなど色彩にまつわる知識が問われる検定で、累計受験者は延べ150万人以上に上ります。

色彩検定の合格証書
正式名称文部科学省後援 色彩検定
級位1級・2級・3級・UC級
試験日程夏期・冬期の年2回(1級は冬期のみ年1回)

デザインを学ぶ学生やファッションやインテリアなどデザインに関わる仕事をしている社会人のみならず、幅広い世代の人が受験している検定です。

  

気になる合格率について見ていきましょう。 

級位別合格率(2021年度)

1級:52.7%

2級:77.9%

3 級:76.8%

UC級:89.7%

級によって差はあるものの、2級以下は合格率が高めです。

 

一度身につけてしまえば仕事でも日常でも一生使えるスキルが身につくので、社会人にこそおすすめしたい検定です。

もちろん、独学でも十分に合格を目指せますよ。

色彩検定を受けるなら何級?

色彩検定は公式テキストの内容から出題されるため、実務経験は必要ありません

 

いきなり2級を受験するなどといった飛び級も可能です。

私は独学でしたが、2級から受けました。

新配色カード199a

ここからは色彩検定の級ごとの難易度、特徴、そして受験級の決め方をご紹介していきます。

3級:まずはここから!

3級は最も難易度が低い級で、色の三原色や色が見える仕組みなど色彩の基礎について出題されます。

合格率は70%越えと高く、初めて色彩を学ぶ方におすすめです。

試験時間60分
試験方法マークシート方式
合格ライン満点の7割程度(問題の難易度による)
勉強時間(目安)30時間

試験はマークシート方式のため、ある程度理解ができていれば合格を目指せます。

3級に合格するとこんなことができる

3級は色彩に関する基礎知識を学ぶ級です。

ですので、3級に合格したからといってすぐさま就職や転職で有利に働くということはありません。

 

仕事に活かしたい方は、2級以上へのステップアップを視野に受験するのがおすすめです。

 

3級で学ぶ内容は色彩心理やファッションなど、多岐に渡ります。

色彩や配色の基本を学ぶため、コーディネートやインテリアなど日常生活においての「センスのいい色の選び方」が知識として身につきますよ。

3級はこんな人におすすめ

3級がおすすめなのはこのような方です。

こんな人におすすめ
  • 色彩検定を初めて受ける
  • 日常生活に活かしたい
  • センスのいい人になりたい
  • 手軽に資格をとりたい
  • 勉強時間があまり取れない

3級は難易度が低いにも関わらず、多方面で役に立つ資格です。

「色の勉強をしてみたい」「センスを磨きたい」という方にとてもおすすめです。

2級:仕事に活かせる!

2級は実務に応用したい方向けの級です。

色彩の基礎知識に加え、ユニバーサルデザインや照明、ビジュアルや景観色彩などより実務的な内容となっています。

 

色彩やデザインに関わる仕事をしたい方は、まずは2級を目指すといいでしょう。

試験時間70分
試験方法マークシート方式(一部記述式)
合格ライン満点の7割程度(問題の難易度による)
勉強時間(目安)60〜90時間

一部記述問題が出題されるため、内容をしっかり理解する必要があります。

また、2級は3級との併願が可能です。

2級の合格が不安な方は、併願で受験するのもおすすめです。

2級に合格するとこんなことができる

3級は日常生活での活用がメインだったのに対し、2級では仕事でも使える実務的な内容を学びます。

雰囲気に合わせた照明やファッションやインテリアにおける配色方法など、日常でも仕事でも使える知識が身に付きます

  

特にファッションやWebデザイン、インテリアなどの業種の方は仕事に直結する内容を学べるのでおすすめです。

就職・転職の際は履歴書に書いてアピールすることも可能ですよ。

2級はこんな人におすすめ

2級がおすすめなのはこのような方です。

こんな人におすすめ
  • 仕事に活かせる知識を身につけたい
  • 色にまつわることが好き
  • 独立を考えている
  • 履歴書に書きたい
  • 勉強時間が確保できる

3級でも履歴書への記入は可能ですが、3級は「初心者向け」なイメージがあるため、直接採用に結びつくことはあまりないでしょう。

一方、2級であればアピールにつなげることも可能です。

また、独立を目指している方にも2級がおすすめです。

どういったジャンルでも、独立となると名刺の作成やホームページの管理など自分で行う必要があります。

  

デザインの知識は絶対必要になってくるので、独立を目指している方は2級合格を目指してみましょう。

時間が取れれば、初心者でも独学で合格できますよ。

1級:目指せ色彩のプロ!

1級は最も難易度が高く、合格率も50%程度しかありません。

ビジネスや景観計画など色彩に関わるあらゆる知識と技能が求められるため、色彩に関わる仕事をしているプロフェッショナル向けの級と言えます。

試験時間1次:80分 2次:90分
試験方法1次:マークシート方式 2次:記述式(一部実技)
合格ライン満点の7割程度(問題の難易度による)
勉強時間(目安)100〜150時間

1次試験と2次試験があり、2次試験には一部実技の問題も出題されます。

知識として覚えるだけでなく、実際に使える技能が必要です。

2次試験で落ちてしまった場合は、2年間1次試験が免除されます。

その間に勉強し直し再び試験にチャレンジすることも可能です。

1級に合格するとこんなことができる

独学でいきなり1級を受験するのはかなり難しいです。

まずは2級や3級から受け、基礎知識を身につけてから1級を目指すのがおすすめです。

  

1級は2級と3級の範囲に加え、さらに専門的な部分まで学習します。

文化やビジネスに関する内容も学ぶため、2級以上に仕事で役立つ知識を身につけることができます。

特にデザインにまつわる業界では、持っているだけで就職や転職に役立つ資格と言えるでしょう。

  

さらに、1級に合格すると色彩講師養成講座を受講できます。

色彩講師養成講座は色彩を他者に教える際に必要な知識を得るための講座で、修了すると修了証書がもらえます。

1級に合格すると、色彩のプロとして専門的なアドバイスをすることが可能になるのです。

1級はこんな人におすすめ

こんな人におすすめ
  • 色彩検定2級を持っている
  • 色彩に関わる仕事でスキルアップを目指したい
  • 独立してデザインに関わる仕事をしたい
  • 色彩を教える立場になりたい
  • 高い目標に向かって頑張れる

1級合格者はいわば「色彩のプロ」。

ファッション、インテリア、Webデザイン、さらには新商品開発や資料作成など、分野を問わず活躍できるでしょう。

UC級:色覚の多様性に関わる仕事をするなら!

UCはユニバーサルカラーの略です。

色覚の多様性に配慮した誰もが見やすいデザインについて学ぶ級として、2018年に新設されました。

試験時間60分
試験方法マークシート方式(一部記述式)
合格ライン満点の7割程度(問題の難易度による)
勉強時間(目安)10〜20時間

色のユニバーサルデザインに特化しており、難易度は低めです。

1〜3級の知識がなくても合格できますよ。

UC級に合格するとこんなことができる

ユニバーサルデザインは直感的に使い方や意味がわかり、誰もが使いやすいデザインのことです。

色においては、色覚の多様性に配慮した色使いやデザインが求められます。

UC級では色覚特性への理解を深め、色覚異常や加齢によって色の判断がつきにくい人にもわかりやすいデザインについて学習します。

UC級を学ぶことで、さまざまな色覚特性を持つ人々に配慮した配色方法が身につきます

UC級はこんな人におすすめ

UC級がおすすめなのはこのような方です。

こんな人におすすめ
  • 公共・福祉・教育などに関わる業種の方
  • 設計士や建築士など
  • その他ユニバーサルデザインへの配慮が求められる業種の方

誰もがわかりやすいデザインを学習するという点では、業種を問わずおすすめです。

中でも上記のような色覚の多様性に深く関わる仕事をしている方や目指している方は、とても役に立つでしょう。

高齢化社会などにより、今後ユニバーサルデザインの需要はさらに高まっていくものと思われます。

今のうちに学習しておいて損はありませんよ。

まとめると

級位ごとの難易度やおすすめな方のご紹介でした。

 

自分が受けたい級は決まりましたか?

最後におさらいとして、まとめてみました。

受験級を決めるポイント
  • 色彩についてはじめて学ぶ
  • 手軽に資格を取りたい

 3級がおすすめ

  • 仕事に役立つ色彩のスキルが欲しい
  • 履歴書に書きたい

 2級がおすすめ

  • デザインの仕事でスキルアップしたい
  • 色彩を教える立場になりたい

 1級がおすすめ

  • ユニバーサルデザインへの配慮が必要な業種

 UC級がおすすめ

色彩検定は初心者からプロまで幅広く受験できる検定です。

そして一度学習すれば一生使えるスキルが身に付きます。

みなさんもぜひ、色彩検定にチャレンジしてみませんか?

おわりに

色彩検定の難易度と特徴、受験級の決め方のご紹介でした。

    

色彩検定は1990年から続く資格です。

認知度も高く、持っていると「おっ!」と一目置かれるでしょう。

 

よく「センスのいい人」「センスの悪い人」などと言われますが、実は色彩の勉強をすることでセンスは知識として身につけることが可能です。

色彩検定を取って仕事や日常に活用し、さらにはセンスの良さまで磨けるなんて、お得な資格だと思いませんか?

学生だけでなく社会人のみなさんにも、全力でおすすめしたい資格です。

 

みなさんもぜひ色彩検定で色の楽しさを学びましょう!

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もくじ