手帳の「100リスト」活用アイデア7選|やりたいことリストだけじゃない!
みなさんは100リスト、書いていますか?
今は手帳にあらかじめ100個の項目が記入できるフォーマットが備えつけられているものも多いですよね。
しかし、うまく活用できていないまま放置してしまっている方も多いのではないでしょうか。
オーソドックスなのはウィッシュリスト(やりたいことリスト)100ですが、実は他にも100リストにおすすめな内容があります。
そこで今回は100リストを活用するアイデアを7つ厳選してご紹介していきます。
作り方の手順やリストアップのコツもあわせてご説明していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
100リストの活用アイデア7選
手帳に備え付けられていることも増えた100リスト。
せっかく設けられているなら、活用していきたいですよね。
今回は100リストにおすすめな下記の内容をご紹介していきます。
- ウィッシュリスト
- バケットリスト
- コーピングリスト
- 好きなものリスト
- 読んだ本リスト
- 観た映画リスト
- 捨てたものリスト
上3つは未来に関すること、下4つは過去や現在についてのリストです。
それでは、ここからひとつずつご紹介していきます。
作り方の手順やコツもあわせてご紹介していくので、ぜひ一緒に作ってみてくださいね。
ウィッシュリスト100
まずは王道のウィッシュリスト100です。
ウィッシュリストはやりたいことをリスト化したもので、1年や1ヶ月など期間を区切って作る場合が多いです。
夢や希望をリストとして書き出すことで潜在意識に働きかけ、相対的に叶いやすくなるメリットがあります。
- やりたいことがわからない
- 自己肯定感を上げたい
- 夢を実現させたい
やりたいことを思いついても、忙しく過ぎる毎日の中でずっと覚えておくのは難しいもの。
そこでウィッシュリストとしてやりたいことを可視化しておけば、いつでも夢や目標を確認できます。
また、ウィッシュリストは作って終わりではありません。
リストアップした後は、必ず定期的にリストの進捗状況を振り返ります。
この振り返りの時間を設けることで、「知らないうちに達成できていたこと」「もうちょっと頑張れば達成できそうなこと」を知るきっかけになり、自己肯定感が上がるのです。
作り方
いきなりやりたいことを100個ピックアップしようと思っても、スラスラと出てくる人はあまりいません。
最初から無計画にリストに書き込んでいくのではなく、しっかり手順を踏んでリストアップしていきましょう。
最初は少々面倒ですが、この一手間で達成率が変わってきます。
ウィッシュリストは下書きをしてから書くのがおすすめです。
まずはいらない紙やスマホのメモ機能などでカテゴリー分けをし、リストアップしてから清書していきましょう。
健康 / 美容 / おしゃれ / お金 / 仕事 / 副業 / スキルアップ / 勉強 / 恋愛 / 趣味 / ライフスタイル / やりたいこと / 欲しいもの / 行きたい場所 / 食べたいもの など
カテゴリーに分けて書き出すことでリストアップしやすくなるだけでなく、自分の「好き」を知るきっかけにもなりますよ。
リストアップのコツ
リストアップのポイントは、達成できたかどうかすぐに判断できる書き方をすることです。
痩せる
マイナス5kg
本を読む
年間30冊読む
「痩せる」のように抽象的な内容では、そのときのさじ加減で達成できたかどうかが変わってしまいます。
目標は数字や期間を使うなど、なるべく具体的にリストアップしましょう。
バケットリスト100
続いてご紹介するのはバケットリスト100です。
バケットリストは死ぬまでにやりたいことリストという意味です。
ウィッシュリストと似ていますが、バケットリストの方がスケールが大きいイメージです。
効果はウィッシュリストと似ていて、リスト化することで自分の夢や理想が明確になり叶いやすくなります。
- やりたいことを見つけたい
- 夢や目標を叶えたい
- 今の生活を変えたい
バケットリストはいわば自分の人生における理想をリスト化したものです。
死ぬまでにやりたいことを可視化することで、自分にとって大切なものや目標が明確になります。
「毎日ぼんやり過ぎてしまう」「やりたいことがわからない」という方こそ、チャレンジしていただきたいです。
バケットリストが主題になったとも言える映画『最高の人生の見つけ方(The Bucket List)』では、大病を患った二人の男性が限られた命の中でバケットリストの願いを懸命に叶えていく姿が描かれています。
作り方
ウィッシュリスト同様、いきなりバケットリストを書こうとしてもスラスラと100個思い浮かぶ人は少ないと思います。
スケールが大きい分ウィッシュリストよりも難易度が高くなるので、ゆっくりじっくり時間をかけて準備していきましょう。
「家を建てたい」「○○に行きたい」など、まずは思いつく大きな夢や目標を紙に書きます。
そしてそこから「お花でいっぱいの庭」「自宅で優雅にBBQ」「犬を飼う」など、関連する夢を書き出していきます。
闇雲にリストアップしようとしても中々100個は浮かばないので、大まかな夢ごとに細分化していきましょう。
ぐっと難易度が下がりますよ。
リストアップのコツ
バケットリストを作る上で重要なのは、現実的になりすぎないことです。
「こんな夢叶うわけない」「そんなお金ない」と悲観的になってはいけません。
「こんな人生を送ってみたいな」「こんなことが叶ったらいいな」という前向きな気持ちで作ってみましょう。
チャレンジする前から叶うかどうかのジャッジをしてしまってはもったいないです。
叶うかどうかは二の次。
まずは自分の夢を書き出してみることが大切です。
コーピングリスト100
続いては、コーピングリスト100をご紹介します。
コーピングリストは、自分なりのストレス対処法をリスト化したものです。
仕事や家事に人間関係etc…
みなさん、さまざまなストレスを抱えながら日々過ごしていることでしょう。
ストレスをゼロにするのは不可能ですが、ストレスの対処法を知っていれば負の感情を溜め込むことなくうまく付き合っていけます。
コーピングリストはストレス対処法をリスト化したもの。
疲れたとき、悲しいとき、イライラしたとき、きっとあなたを導く道標になってくれますよ。
- ストレスを感じている
- 自分に合ったストレス対処法が知りたい
- イライラしてしまう自分を変えたい
ストレスを感じている方こそ、コーピングリストはおすすめです。
コーピングリストは簡単にできることを軸にリストアップしていきます。
「ちょっと疲れた」「ちょっとイライラする」というタイミングでリストのリラックス方法を取り入れると、どんとストレスがかかる前に対処できるクセがつきますよ。
作り方
コーピングリストのリストアップはウィッシュリストやバケットリストほど難易度が高くないため、私は下書きせず直接書いています。
もちろん、綺麗に仕上げたい方は下書きしてもOKですよ。
手順はこれだけ。
思いついたことからどんどん書いていきましょう。
- 好きな入浴剤でゆっくりお風呂に入る
- ミルクたっぷりのミルクティーを飲む
- 『(好きな映画)』を見る
- ランニングをする など
自分が好きなことをして癒されている瞬間を想像しながら、リストアップしていきましょう。
リストアップのコツ
ストレスを感じたらすぐ対処できるよう、コーピングリストの内容は簡単にできることに絞って書いていきましょう。
家や職場でもできることを中心に書いておくと、場所を選ばずにストレス対処ができますよ。
また、作り終えたコーピングリストは日頃からチェックするよう心がけるのがおすすめ。
ストレス対処法が自然と頭に入り、本格的に疲れを感じる前に対処できるようになりますよ。
好きなものリスト100
ここまで未来のためのリストをご紹介してきましたが、こちらは現在の自分について書くリストです。
好きなものリストはその名の通り、自分が好きなものをピックアップしてリスト化したものです。
好きなものはそのときの環境や生活によって変わります。
100リストに書くことがないという方は、ぜひ今の「好き」を残してみませんか?
- ウィッシュリストやバケットリストは難易度が高い
- 簡単に作れるリストがいい
- 今の自分を残しておきたい
好きなものリストは他のものと比べると難易度が低めです。
「やりたいことなんて100個も見つからない」という方は、気軽にチャレンジできる好きなものリストがおすすめです。
好きなものは日々変わっていきます。
数年後に改めてリストアップしてみて、変化を比べてみるのも面白いですよ。
作り方
作り方は至って簡単です。
手順はこれだけ。
ジャンルや規模は自由です。
今、自分が好きだと思うものを書き出してみましょう。
本 / 映画 / アニメ / 音楽 / 漫画 / スポーツ / 芸人 / 俳優 / アーティスト / 主食 / おかず / おやつ / フルーツ / 野菜 / 飲み物 / 動物 / 乗り物 / 歴史上の人物 / 色 / 季節 / 天気 / 気温 など
ジャンルごとに好きなものを複数書き出していけば、すぐに100項目埋まりますよ。
リストアップのコツ
好きなものリストは誰でも簡単に作れるので、コツというコツはありません。
強いて挙げるならば、楽しみながらリストアップしましょう。
好きな音楽や映画を流しながらリストアップするのも楽しいですよ。
読んだ本リスト100
ここからは、記録方式の使い方のご紹介です。
まずは読んだ本リスト100です。
読書が好きな方、読んだ本の記録はしていますか?
いつどんな本を読んだのか記録しておけば、当時どんな本が好きだったのか、どのくらいのペースで読んでいたのか振り返ることができます。
- よく本を読む
- 読んだ本の記録をしたい
ちなみに、年間100冊は月で割ると8〜9冊。
1週間に2冊強のペースで達成できます。
年間100冊と思うとハードルが高く思えますが、週に2冊なら達成できそうですよね。
本を聞けるサービスAudibleなどを活用すれば、さらに難易度が下がります。
作り方
ここまでご紹介してきたリストはどれも一気に書き上げるものでしたが、読んだ本リストは違います。
本を読み終わったタイミングでリストを埋めていきましょう。
先頭に読んだ日付を記入し、続けてタイトルを書きます。
スペースに余裕があれば、星印などで評価を書いておくのもおすすめです。
-
イマイチ
-
普通
-
良い
上記のようなマークを使えば、ぱっと見で評価がわかります。
リストアップのコツ
リストは100項目ありますが、絶対に埋める必要はありません。
読書は人によってペースが異なります。
無理に100項目埋めようとして内容をすっとばして読んだのでは、元も子もありません。
あくまでも自分のペースで読み進め、1年で何冊読めたか振り返るために使うのもおすすめです。
また、紙の本と電子書籍、Audibleなどのサービスごとにマーカーで色分けして印をつけておくのもいいですね。
観た映画リスト100
続いても似た内容になりますが、観た映画リスト100です。
100リストを1年で埋めるには月に8〜9本の映画を見ることになります。
一昔前であれば達成が厳しい数でしたが、今はスマホやタブレットでも映画が楽しめる時代。
動画配信サービスで気軽に映画が楽しめるので、年間100本鑑賞もハードルが低くなっています。
本と同様、いつどんな映画を観たのか記録しておけば当時の好みがわかります。
- よく映画を観る
- 観た映画の記録をしたい
せっかく映画を観るなら、記録として残してみませんか?
作り方
作り方は読んだ本リストと同様です。
先頭に読んだ日付を記入し、続けてタイトルを書きます。
スペースに余裕があれば、星印などで評価を書いておくのもおすすめです。
リストアップのコツ
余裕があれば、マーカーなどを使って映画館で観たものと動画配信サービスで観たものを分けてマークしておくのがおすすめです。
動画配信サービスばかりが並んでいたら、たまには映画館に足を運んでみましょう。
映画はやはり映画館で観る方が迫力も感動も味わえます。
「○本観たら映画館に行く」と目安を決めておくのもいいですね。
捨てたものリスト100
最後にご紹介するのは、捨てたものリスト100です。
その名の通り捨てたものを記録していくリストで、断捨離を頑張りたい方におすすめな使い方です。
年間で100個の物を捨てると思うとハードルが高く感じてしまいますが、週に2個なら捨てられそうではありませんか?
- 断捨離を頑張りたい
- 物を捨てることを習慣づけたい
- 中々物を捨てられない
捨てたものリストは物を減らしてスッキリした生活を目指したい方にとてもおすすめな活用方法です。
手帳によっては月ごとや半年ごとに100リストのページがあるものもあります。
週に2個よりももっとハイペースで物を捨てたい方は、そういった手帳もおすすめです。
ちなみに、私は半年ごとに100リストが設けられているほぼ日手帳オリジナルavecを使っています。
これを捨てたものリストに使い、年間200個手放すことを目標にしています。
作り方
運用方法は至ってシンプルです。
捨てたものを記録する、たったこれだけです。
リストが埋まっていくことで「こんなに捨てられたんだ」という自信や達成感につながり、さらなるやる気につながります。
リストアップのコツ
捨てるものは、なんでもいいのです。
たとえば古い書類やDM、眠っていたガラクタや使っていない紙袋など、捨てるものは探せば意外と見つかります。
捨てることが習慣になってくると、普段からものの取捨選択が容易になっていきますよ。
ぜひ100項目埋める勢いで、断捨離にチャレンジしてみては?
おわりに
100リストの活用方法のご紹介でした。
- ウィッシュリスト
- バケットリスト
- コーピングリスト
- 好きなものリスト
- 読んだ本リスト
- 観た映画リスト
- 捨てたものリスト
チャレンジできそうなものはありましたか?
どのリストも記録し、振り返ることに意味があります。
リストを作った後は振り返りも忘れずにしてみてくださいね。
100リストを活用し、さらに有意義な毎日を目指しましょう。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。