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今日からやろう!スリー・グッド・シングスの書き方と効果を徹底解説

スリー・グッド・シングスの書き方と効果

「なんだかメリハリがない」

「自己肯定感を上げたい」

忙しく過ぎていく中、そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

 

そんな方におすすめしたいのが、スリー・グッド・シングスです。

 

スリー・グッド・シングスはその日にあった「よかったこと」を3つ記録する日記のことで、ストレス解消が期待できるとされています。

 

1日の終わりによかったできごとを振り返ることで、幸せな気持ちのまま眠りにつけます。

 

毎日5分以内で簡単に続けられるので、まとまった時間がとれない方でも取り入れやすいですよ。

 

本記事では、スリー・グッド・シングスの効果やメリット、書き方や続けるコツなどを網羅してご紹介していきます。

 

思いつかないときの対処法などもあわせてご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

スリー・グッド・シングスとは

スリー・グッド・シングス(three good things)はアメリカの心理学者セリグマン博士が発案したストレス解消方法です。

方法はいたって簡単。

寝る前に今日1日のよかったできごとを3つ書き出すだけです。

 

内容はどんなに小さなことでもいいのです。

たとえば

・天気がよかった

・ご飯がおいしかった

・落とし物が見つかった

・いい成績が出せた など

1日の終わりに今日のよかったことをピックアップすることで、1日を前向きな気持ちで終えられます

 

セリグマンの論文によると、スリー・グッド・シングスを1週間続けると、その後6ヶ月間は幸福度が継続されやすいそうです。

 

幸福度を上げたい方は、ぜひ今日からスリー・グッド・シングスにチャレンジしてみませんか?

 

スリー・グッド・シングスの効果

書き方をご紹介する前に、スリー・グッド・シングスがもたらす嬉しい効果をご紹介していきます。

  • 1日を幸せな気持ちで終えられる
  • 小さな幸せに向き合えるようになる
  • ストレスや抑うつ感を軽減できる

ストレスを感じている方やメリハリのない日々に悩んでいる方は、ぜひ効果を知った上で実践してみてください!

 

メリット①1日を幸せな気持ちで終えられる

スリー・グッド・シングスの最大のメリットは、1日の終わりに幸せな気持ちになれることです。

夜は気が滅入ってしまいがちです。

なんだか落ち込みやすかったり、つい一人反省会をしてしまったりする方も多いのではないでしょうか。

 

寝る直前まで嫌なことを考えていると身体が緊張してしまい、睡眠の質にも影響が出てしまいます。

 

スリー・グッド・シングスは、そんな方にこそおすすめです。

 

スリー・グッド・シングスはその日にあった「よかったこと」を書き出します。

嫌なことばかりだったと感じる日も、よくよく振り返ってみると意外と嬉しいできごとがあるものです。

 

1日の終わりによかったことに目を向けることで、明るく前向きな気持ちのまま眠りにつけます

 

メリット②小さな幸せに向き合えるようになる

ふたつめのメリットは、小さな幸せに向き合えるようになることです。

スリー・グッド・シングスは毎日よかったことを3つ書き出します。

 

ゆううつな気分で過ごした日も、イライラして過ごした日も、いいことに目を向ける習慣ができるので、小さな幸せに気づきやすくなります

 

また、嫌なできごとも見方によってはプラスに捉えることもできます。

・体調が悪くて1日寝てしまった → 久しぶりにゆっくり寝られた

・テストの点数が悪かった → 来週のテストのやる気が出てきた など

小さな幸せに気づけるようになると、自然とプラス思考になれますよ。

 

メリット③ストレスや抑うつ感を軽減できる

1日の終わりに幸せな気持ちになること、そして小さな幸せに向き合えることは、ストレス解消にもつながっていきます

スリー・グッド・シングスは寝る前にできるストレス解消方法であり、良質な睡眠の手助けをしてくれます。

 

その日のストレスはその日のうちに解消したいですよね。

 

スリー・グッド・シングスは毎日5分でできるので、さくっとストレス解消したい方にとてもおすすめです。

 

「忙しい毎日の中でもストレス解消をしたい」「抑うつ感を軽減したい」と思っている方は、さっそく今日から試してみては?

 

 

スリー・グッド・シングスの書き方

それでは、ここからスリー・グッド・シングスの具体的な書き方をご紹介していきます。

 

書き方の基本ルール

スリー・グッド・シングスのルールはいたって簡単。

  • 寝る前に
  • 今日のよかったことを3つ書く

だけです。

書くものは手帳やメモアプリなど自由ですが、おすすめは紙に書くことです。

 

詳しくは「紙に書くと夢が叶う」にはちゃんとした理由があった!驚くべき効果とはでご紹介しているのですが、手書きは記憶に残りやすいなどのメリットがあります。

 

手書きが苦でない方は、ぜひ紙媒体でチャレンジしてみるのがおすすめです。

 

ちなみに、筆者は持ち歩き手帳のロロマクラシック(ミニ6)に記録しています。

フリーウィークリースケジュールC

使用しているリフィルはダ・ヴィンチのフリーウィークリースケジュールCです。

 

1日3行書くのにピッタリなので、ミニ6サイズの手帳をお使いの方におすすめです。

1日3行にピッタリ

毎日書くのは大変という方は、寝る前に頭の中でよかったことを3つ思い浮かべるだけでも効果を期待できます。

 

お子さんがいらっしゃる方は、おやすみ前のルーティーンとして今日のよかったことを聞くのもいいですね。

 

いつ書くのがおすすめ?

スリー・グッド・シングスは、寝る前に書くからこそ効果があります

書き忘れたからと言って翌日の朝に書いても、効果はあまり期待できません。

 

書き忘れてしまった場合は空欄にしておき、翌日から再開しましょう。

 

書くタイミングは寝る前とされていますが、寝る直前にこだわらなくても大丈夫です。

筆者は寝る前のくつろぎタイムにリビングで書くことが多いです。

 

書くことが思い浮かばないときの対処法

1日どこにも出かけなかったり、体調を崩してしまったり、中々よかったことが思い浮かばない日もあると思います。

 

そんなときは、1日の行動を振り返ってみましょう。

朝起きて、朝ごはんを食べて、掃除をして、昼寝してetc…

 

一見なにもない平凡な日に思えますが、視点を変えればよかったこととして捉えることも可能です。

朝起きた → 朝早く目が覚めた

朝ごはんを食べた → 朝ごはんのおにぎりがおいしかった

掃除した → 午前中に掃除を済ませられた

昼寝した → 久しぶりに昼寝できた など

よかったことが思い浮かばないときは、視点を変えてみましょう。

きっとすぐに思い浮かびますよ。

 

それでもどうしても思い浮かばないときは、無理に3つ捻り出す必要はありません

2つしか書けなかった日の例

時間をかけて無理に3つ挙げようとすると、義務感を感じてしまいます。

義務に感じると、楽しく続けられませんよね。

 

スリー・グッド・シングスはストレス解消のための日記です。

楽しく気軽に続けなければ意味がありません

 

「毎日思い浮かばなくてしんどい」と感じる方は、義務感を捨て気軽な気持ちでチャレンジしてみましょう。

 

おわりに

スリー・グッド・シングスの効果と書き方のご紹介でした。

・スリー・グッド・シングスはストレス解消方法のひとつ

・幸福感の上昇やゆううつな気持ちの改善に効果が期待できる

・寝る前に今日のよかったことを3つ書くだけ

・寝る前に書かなければ意味がない

・続けるポイントは楽しく気軽な気持ちで向き合うこと

嬉しい効果がたくさんあるスリー・グッド・シングス。

1日5分で続けられるので、忙しくて余裕がないと感じている方こそチャレンジしてみてほしいです。

 

ちょっとしたルーティーンを取り入れることで、ぼんやりした毎日が少しだけ輝いたものになるかもしれませんよ。

 

ぞれでは、最後までご覧いただきありがとうございました。