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【手帳術】年間スケジュールの使い方12選【写真で解説】

年間スケジュールの活用方法

手帳の前の方に設けられている年間スケジュールのページ。

活用できていますか?

 

マスが小さく見返しにくいことから、使い方に迷う方も多いのではないでしょうか。

最初は書いていたけど次第に書かなくなってしまったという方もいるかもしれませんね。

 

ですが、年間スケジュールは使い方次第でとても便利なページに早変わりします

 

今回は手帳歴15年以上の筆者が、実際に使ってみてよかったものを中心に年間スケジュールの活用方法をご紹介していきます。

 

記録系から未来の予定系まで網羅しているので、きっとあなたにあった使い方が見つかるはずです。

 

いつも白紙の年間スケジュールページ、今年は活用してみませんか?

 

 

年間スケジュールについて

年間スケジュールは、手帳に設けられているこのようなページを指します。

横軸が月、たて軸が日になっている

フォーマットは手帳によって異なりますが、多くは見開きで1年になっていることが多いです。

 

マンスリーのように毎日確認するページでないため存在感は薄めですが、活用方法によってはとても便利なページに早変わりしますよ。

 

年間スケジュールはマスが小さいため、記号や略語、カラーペンなどを活用してなるべく省スペースで記入するのがポイント

 

記入のルールは付箋に書いて貼っておくと、後から追記したいときもわかりやすいです。

 

 

年間スケジュールの使い方12選

それでは、ここから年間スケジュールの使い方をご紹介していきます。

 

今回はこちらの12のパターンをご紹介していきます。

  • 仕事の予定
  • 学校の予定
  • 勉強計画
  • 家族や知人の誕生日
  • 雑誌やグッズの発売日
  • ごみの収集日
  • 体調記録
  • 歩数記録
  • ハビットトラッカー
  • ムードトラッカー
  • 車関係の記録
  • かんたん家計簿

上半分が未来(予定)に関すること、下半分が過去(記録)に関することです。

 

年間スケジュールページは予定と記録どちらでも使えるので、ご自身の生活スタイルに合わせて選んでみてくださいね。

 

記入例もご紹介していきますよ。

 

①仕事の予定

まずご紹介するのは、仕事の予定管理に使う方法です。

 

年間スケジュールは開く頻度が少なくなりがちなページですので、毎日のシフトを管理するのにはあまり向いていません。

 

仕事の予定を管理する際は、プロジェクトの計画や売り上げ目標など、スケジュールとして入れるほどではないけど見返したいものを書くのがおすすめです。

たとえば

・プロジェクトの計画

・売り上げ目標

・営業成績 など

計画や目標は後から振り返って進捗や実績を記入するのもおすすめ

記号などをうまく活用すれば、予定と記録を一括で管理することも可能です。

 

記入例を見ていきましょう。

左側に予定、右側に記録を記入

プロジェクトの計画と進捗状況を記録した例です。

左側に計画と予定、右側に実際の進み具合を書くことで、予定と記録を同時に見渡せます。

 

年間スケジュールは月をまたいだ予定も管理できるので、長期に渡るプロジェクトも見やすく管理できるのが嬉しいポイントです。

 

②学校の予定

続いてのおすすめは、学校の予定を管理することです。

 

学生さんはもちろん、お子様がいらっしゃる主婦(夫)の方にもおすすめな使い方です。

たとえば

・学校行事

・テスト期間

・長期休暇 など

子供が別の学校に通っている場合も、色分けすれば同じページで予定を管理できますよ。

 

1年のおおまかな流れを見渡せるので、旅行や帰省の計画を立てるときも便利です。

 

記入例をご紹介します。

色分けで複数の学校の予定を管理

高校生と中学生の子供がいると仮定し、二つの学校の予定を記入してみました。

 

上の子は青、下の子は赤を色分けすることでマスが小さくても両方の予定を書き込めました。

長期休暇はマーカーを引くと簡単ですね。

 

また、4月始まりの手帳は年間ページも4月始まりになるので、学校のスケジュールを管理するのも簡単ですよ。

 

③勉強計画

続いては、勉強計画に使う方法をご紹介します。

 

学生さんはもちろん、資格の勉強をしたい社会人の方にもおすすめな活用方法です。

たとえば

・テスト期間と勉強時期の予定を立てる

・資格試験の勉強計画を立てる

・勉強時間の記録 など

テストや試験の日を記入し、逆算して勉強期間や内容を詰めていきます

手帳によっては月ごとにタイトルを記入できるものもあるので、そういったものを使えば月間目標も記入できますね。

 

記入例です。

内容ごとにマーカーで色分け

資格試験の計画と仮定し、書いてみました。

年間スケジュールは月を跨いだ予定を一目でぱっと確認できるので、勉強など長期の予定を管理するのに向いています。

 

スタディプランナーなどの勉強用手帳を使っている方は、年間スケジュールでおおまかな予定を把握しておくことで、日ごとの予定を詰めやすくなりますよ。

 

 

④家族や知人の誕生日

家族や知人の誕生日を記録するのもおすすめです。

 

意外と忘れがちな誕生日。

一覧にまとめておけば、うっかり忘れを防げます。

たとえば

・誕生日

・記念日

・誕生日にあげたものの記録 など

誕生日にプレゼントしたものも一緒に記録しておくのもおすすめです。

 

ただし、こちらの使い方は一点デメリットがあります。

それは、見返すのをつい忘れがちという点です。

 

こちらの使い方の場合、手帳を使い始めるタイミングで一気に書くことが多いと思います。

手帳の使い始めと同時にページが完成することになるので、振り返りのタイミングを逃しやすいのです。

 

せっかく書いても忘れてしまっては意味がありません。

「お祝いのメッセージを送り忘れた!」といった事態を防ぐために、月末に来月の誕生日をチェックするなど習慣づけましょう

 

記入例をご紹介します。

誕生日のマスに名前を記入

誕生日と記念日、あげたものを記入しました。

 

誕生日ですべてのマスが埋まることはないと思うので、空いているスペースにちょっとしたメモを書くのもいいでしょう。

 

⑤雑誌やグッズの発売日

年間スケジュールは「推し活」にも使えます。

推し活とは、キャラクターやアイドルなどの「推し」を愛でるための活動のこと。

 

年間スケジュールを使えば、グッズの発売日やイベントの予定などをまとめて管理できます。

たとえば

・グッズの発売日

・イベントやコンサートの予定

・誕生日 など

メンバーカラーで予定を書き分けるのもおすすめです。

 

記入例もご紹介します。

メンバーカラーを活用しよう

グッズの発売日とイベントの予定、メンバーの誕生日を書きました。

推しのカラーのシールで装飾するのもいいですね。

 

人前で開く可能性のあるマンスリーページに書くのは恥ずかしいという方も、年間スケジュールページなら安心して書けますよ。

 

⑥ごみの収集日

続いてはゴミの収集日を記入する方法です。

 

毎週○曜日と決まっている燃えるごみはいいですが、月に数回しかない燃えないごみや資源ごみ、粗大ごみなどの回収日は覚えていられませんよね。

 

かといって、ゴミカレンダーを家に貼っておくのもインテリアの邪魔になるので避けたいという方も多いはず。

 

そんな方は、年間スケジュールでごみの回収日を管理しませんか?

 

記入例をご紹介します。

ごみの種類を記号化・色分け

ごみの種類を記号化することで省スペースで書けました。

 

プレイカラードットなどのドットを描けるペンを使って、色で区別するのもおすすめです。

 

⑦体調記録

ここからは、記録として使う方法をご紹介していきます。

 

まずは体調記録です。

毎日を元気に過ごすためにも、自分の体調をよく知っておくことが大切です。

たとえば

・健康状態

・体温

・体重

・生理周期

・服薬記録

・通院記録 など

ダイエットをしている方は、体重が減ったら青、増えたら赤などと色分けして記録すると変動がわかりやすくておすすめです。

 

よく飲む薬がある場合は、記号化しておくとささっと記録できて便利です。

 

記入例をご紹介します。

生理周期はマーカーで、その他はペンで記入

生理周期、服薬と通院の記録を書いてみました。

ペンを分けたり記号や略語を使えば省スペースで書けるので、複数の項目をまとめて記録できますよ。

 

⑧歩数記録

続いても体調にまつわることですが、歩数記録に使う方法です。

 

健康のために歩きたいと思っていても、中々続かないという方もいらっしゃるはず。

記録をつけることでモチベーションが上がり、自然と歩きたくなるかもしれません。

 

記入例です。

目標達成時は赤で、未達時は青で記入

目標を5000歩とし、達成できた日は赤、達成できなかった日は青で記入しました。

色分けすることで数字を読まなくても大まかに把握できるので、振り返りの際もわかりやすいですよ。

 

 

⑨ハビットトラッカー

ハビットトラッカー(habit tracker)は、直訳すると習慣の追跡という意味です。

 

運用方法はとっても簡単で、習慣化したいことを毎日できたかチェックして記録するだけ。

一目で達成度がわかるので、習慣化したいことがある方にとてもおすすめです。

たとえば

・家事

・勉強 など

項目は「掃除機をかける」「1日1時間以上勉強する」など、達成できたかどうかを瞬時に判断できる内容にしましょう。

 

記入例です。

色分けすれば複数の項目を同時に管理できる

ドットペンを使うことで、3つの項目をまとめて記録できました。

マークが並ぶと達成感が味わえるので、自然とモチベーションが上がり習慣化しやすくなります。

 

⑩ムードトラッカー

続いてはムードトラッカー(mood tracker)です。

ムードトラッカーは気分の追跡という意味で、その日の気分を記号やイラストで記録するものです。

 

気分は「とてもよい」「よい」「ふつう」「わるい」など4段階程度に分けます。

色分けすると振り返ったときに一目でわかりやすくなります。

 

記入例です。

気分を4段階に色分け

気分ごとに色を分けてドットペンで記録してみました。

暖色が並んだ月は調子が良かった、寒色が並んだ月は調子がイマイチだった、と後から振り返ることができます。

 

季節の変わり目や生理周期によって体調や気分を崩しやすい方におすすめな活用方法です。

 

⑪車関係の記録

つづいては、車にまつわる記録として使う方法です。

筆者が現在実際に使っている活用方法でもあります。

 

給油や洗車、タイヤ交換や車検など、管理しておきたいことは意外と多いもの。

年間スケジュールを使えば、これらをまとめて管理できます。

たとえば

・給油

・洗車

・タイヤ交換

・オイル交換

・点検

・保険の期限日 など

給油や洗車の記録をしておくと、「今月はガソリン使いすぎたな」「そろそろ洗車の時期かな」などすぐにわかります。

 

また、忘れがちな点検や備品交換の時期もあらかじめスケジュールに書いておけば直前に慌てることもありません

 

記入例を見ていきましょう。

ガソリンの量と洗車の種類を記入

給油と洗車の記録、車検の予定を書きました。

洗車はコースの内容によって略語を決め、省スペースで記入できるよう工夫してみました。

 

略語の意味を付箋に書いて貼っておけば、後でわからなくなることもありません。

 

⑫かんたん家計簿

最後にご紹介するのは、家計簿として使う方法です。

 

年間スケジュールはマスが小さいため、何にいくら使ったのか細かく管理することはできません。

 

ですが、その日に使った金額を記録するだけで十分という方にはとてもおすすめな使い方です。

 

記入例です。

日毎に使った金額を記入するだけ

使った金額を記入するだけなので、運用方法はいたってシンプル。

これならズボラさんでも続けられるのではないでしょうか?

 

お金を使わなかった日はマークをつけたりシールを貼ったりすると、モチベーションが上がりますよ。

 

月末には合計金額を計算して空いたスペースに書いておきましょう。

月ごとの金額の変動を振り返ることができます。

 

おわりに

手帳の年間スケジュールページの活用方法をご紹介しました。

・仕事の予定

・学校の予定

・勉強計画

・家族や知人の誕生日

・雑誌やグッズの発売日

・ごみの収集日

・体調記録

・歩数記録

・ハビットトラッカー

・ムードトラッカー

・車関係の記録

・かんたん家計簿

どれも簡単に始められるので、生活スタイルにあわせて選んでみてくださいね。

 

影は薄いものの、実はとっても使い勝手のいい年間スケジュール。

いつも白紙のままだったという方は、今年こそ活用してみませんか?