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システム手帳(ミニ6)を最大限に活用!手帳の中身を公開【ロロマクラシック】

ミニ6手帳の中身をご紹介

カスタマイズ性が高く自由に使えるシステム手帳。

しかし、自由であるが故に使い方に迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

 

筆者は手帳歴15年以上ですが、メイン手帳を綴じ手帳からシステム手帳に変えたのは昨年のこと。

システム手帳の便利さに感動しながらも、ベストな使い方を見つけるまでに試行錯誤を繰り替えしてきました。

 

そしてシステム手帳を使い始めてから1年経ち、ようやく自分なりの使い方を見つけられました。

 

そこで今回は、筆者が実際に使っているシステム手帳(ミニ6)の中身を写真付きでご紹介していきます。

 

「ミニ6手帳をもっと活用したい」

「人の手帳の中身が気になる」

という方はぜひ参考にしてみてください。

 

使い方はもちろん、使用リフィルちょっとしたこだわりポイントなどもあわせてご紹介していきますよ。

ロロマクラシックについて

今回ご紹介するのは、メイン手帳として使っているロロマクラシック(ポケットサイズ)についてです。

ロロマクラシック

・メイン手帳として使い始めて2年目

・持ち歩き手帳

・予定やタスク管理がメイン

手のひらに乗るほどコンパクトでありながら、必要なことはすべて1冊に収まるというちょうどいいサイズ感がお気に入り。

 

365日開かない日はない、私の相棒的な存在でもあります。

手帳の中身をご紹介

それでは、ここからミニ6手帳の中身をご紹介していきます。

 

ちなみに、手帳用のペンにはフリクションボール4ウッドを愛用しています。

フリクションボール4ウッド

中身は0.38mmの黒、赤、緑、茶色のインクを入れています。

ブラック:基本色

ブラウン:プライベート

グリーン:副業関係

レッド:重要

予定やタスクのページは、上記のように色分けしています。

 

手帳の構成について

まずは手帳の構成についてお話します。

筆者は自作のディバイダーを使い、大きく3つのセクションに分けています

予定、記録、その他の3セクションに分類

  • 予定(schedule)
  • 記録(record)
  • その他(others)

予定にはスケジュールやタスクなど「未来」に関すること、記録には体調記録やスリー・グッド・シングスなど「過去」に関することを記入しています。

 

その他には見返したいメモを挟んでいます。

 

あらかじめ分類しておくことで、後からリフィルを追加したくなったときや使い方を変えたくなったときも迷うことなく定位置を決められます

 

ちなみに、ディバイダーは厚紙にデザインペーパーを貼り、セルフラミネートをして作りました。

自作したディバイダー

ラベルはガーリーテプラで作っています。

厚手なので、1年以上使っていてもへたれてくる様子はありません。

①巻頭

それでは、前ページから順番にご紹介していきます。

 

予定セクションより前に、これらを挟んでいます。

  • プロフィール
  • 付箋置き場
  • キー一覧

1枚目に挟んでいるのはロロマクラシックを購入したときについてきたダ・ヴィンチの表紙です。

ダ・ヴィンチの表紙

裏面にプロフィールを記入できるようになっており、筆者は名前(ローマ字)と電話番号だけ書いています。

 

その次にクリアファイルで自作した付箋置き場があります。

折りたたみ式の付箋置き場

パンチ部分に切れ込みを入れてあるので、バインダーを開けなくても開けます

 

付箋置き場の後ろにお気に入りのペーパーを挟み、予定セクションのディバイダーになっています。

 

ディバイダーの裏面にはタスク管理で使用しているキー(key)の一覧を付箋に書いて貼っています。

タスク管理で使用するキー一覧

使用している付箋はSticky Notes えらべる付せんです。

通常のリフィルに貼ると横がはみ出してしまうので、一回り大きめのディバイダーに貼っています。

 

②ムードトラッカー

ここから予定セクションです。

 

最初に挟んでいるのは、マンスリーのリフィルPetit PAGEM 月間ダイアリー3 P-052です。

Petit PAGEM 月間ダイアリー3 P-052の表紙

線の細さとエレガントな書体が気に入り、昨年に引き続き使用しています。

 

リフィルの巻頭についている年間カレンダーのページを、筆者はムードトラッカーとして使っています。

ムードトラッカー

ムードトラッカーは気分の追跡という意味で、その日の気分を記録するもの

ムードトラッカーの色分けのルール

気分を4段階に分け、マイルドライナーで色付けしています。

 

③車関連の記録

次のページは年間スケジュールになっています。

筆者はこちらのページを車関係の記録に使っています。

ガソリン、洗車、車検などを管理

ガソリンと洗車の記録、車検や備品交換の予定・記録を書いています。

 

洗車の種類は略語を使い、省スペースで書き込めるよう工夫しています。

洗車の種類を略語で表記

意外と忘れがちな車関係の記録。

一箇所にまとめておくと、「そろそろ洗車しようかな」「今月はガソリン使いすぎた」などの気づきにつながります。

 

④マンスリー(予定)

つづいては予定管理に使っているマンスリーのページです。

略語や記号を活用

※プライベートな内容でほとんどお見せできないため、記入例で失礼します。

自分の予定のほか、夫のシフトもあわせて記入しています。

 

スケジュール関係はすべてこちらにまとめているので、予定を組むときに複数のページを行ったり来たりする必要はありません

 

複数の予定が入る日はスペースが狭くなりがちなので、略語や記号をうまく活用して省スペースで書けるよう工夫しています。

⑤タスク

つづいては日ごとのタスクを管理しているページです。

タスクは色分けして管理

使用しているリフィルはダ・ヴィンチのフリーウィークリースケジュールAです。

見開きで1週間分書けるようになっています。

 

筆者は1日のタスクが5〜8個くらいなので、1マス5行×2列で最大10個書けるようにしています。

 

右下のメモ欄には「今週中にやりたいけど具体的な日付は決めていないこと」を書いています。

今週のタスクはメモ欄に記入

数はあまり多くないので、空きスペースにはシールを貼っています。

⑥月ごとのタスク

ここからは記録のセクションになります。

 

最初に挟んでいるのは、月ごとのタスクや使った金額などをまとめて管理しているオリジナルのリフィルです。

使用リフィルはLIFE ノーブル R201です。

表には目標、タスク、欲しいものなどを記入

表面を予定、裏面を記録に使っています。

※表面は本来予定セクションに入るところですが、1枚にまとめたかったのでこのようなスタイルになりました。

 

表面には月の目標タスク欲しいもの楽しみなことを書いています。

 

これらを同じページにまとめておくことで、月の過ごし方の大筋を決めやすくなります

 

リフィルを作るのは月末。

来月の予定やタスクがなんとなく立ってきた頃に作っています。

⑦使ったお金記録

オリジナルリフィルの裏面です。

裏面は記録関係

裏面には使った金額月の振り返りを書いています。

 

使った金額は日付、内容、金額、支払い方法を書いています。

生活費は家計簿で管理しているので、こちらに記入しているのは個人のお財布から出したもののみです。

 

1ヶ月にどのくらいの金額を使ったのかわかるので、お金の使いすぎを防止につながります

⑧体調の記録

続いては、体調記録のページです。

月間日付入りリフィルB7

※プライベートな内容のため、未記入のページで失礼します。

使用しているリフィルはダイソーの月間日付入りリフィルB7です。

 

個人的には以前使っていたダ・ヴィンチのフリーマンスリースケジュールAの方が好みだったので、来年はそちらに戻そうと思っています。

フリーマンスリースケジュールA

左側に設けられている日付入りのスペースが便利でお気に入りでした。

 

こちらのページには常用薬の服用記録、生理周期、体調、服用した薬、体重を基本に、体調にまつわることを書いています。

 

日付の右横に常用薬と生理周期の記録、その下に体調(C=condition)、服用薬(M=medicine)、マスの右下に体重を書いています。

略語や記号を活用して省スペースで記入

その他に気になることや病院で聞きたいこと、採血の記録などもまとめてこちらのページに書き込んでいます。

病院にかかったとき、いつから症状があるかすぐに説明できるので便利です。

 

こちらのページに関しては、余白がある方が望ましいですね。

 

⑨スリー・グッド・シングス

続いてはスリー・グッド・シングスを書いているページです。

今日のよかったことを3つ書くTGT

スリー・グッド・シングス(three good things)は、寝る前に今日のよかったことを3つ書き出す日記のことで、ストレス解消に効果があるとされています。

 

使用しているリフィルはダ・ヴィンチのフリーウィークリースケジュールCです。

1日3行書くのにピッタリなサイズで気に入っています。

フリーウィークリースケジュールC

寝る前の手帳タイムでスリー・グッド・シングスを記入することが日課になっています。

⑩美容院の記録

筆者はロングヘアで美容院へ行く頻度が低いため、前回いつ行ったのか忘れてしまいがちです。

 

毎回マンスリーページを漁って振り返るのは大変なので、美容院に行った日付メニュー内容を1ページにまとめています。

日付とメニュー内容を管理

今は美容院だけ記録していますが、ネイルサロンに通っていた頃はネイルの記録もあわせて記入していました。

⑪ウィッシュリスト100

ここからは、その他のセクションです。

 

最初に挟んでいるのはウィッシュリスト100です。

使用リフィルはLIFE ノーブル R201

ウィッシュリストの1ページ目

ウィッシュリスト100は今年やりたいことを100個ピックアップしてリスト化したもので、夢や目標の実現に効果があるとされています。

 

筆者は下記の9ジャンルに分けてリスト化しています。

行きたい場所 / 食べたいもの / 副業 / 健康 / 美容 / 手帳 / 家のこと / 欲しいもの / その他

いきなり100個出そうとするのは難しいので、ジャンルごとに絞ってリストアップするのがおすすめです。

 

ウィッシュリスト100は、毎月月末に達成できたものがあるかどうか振り返っています

達成できた項目は塗りつぶす

達成できたものには色を塗ります。

色がついたマークが増えていくと達成感を味わえるので、自然とやる気にもつながりますよ。

⑫メモ

最後に、メモページを設けています。

出先で必要な情報をまとめて管理

メモページは必要に応じて整理しています。

今現在はこれらのメモが挟んであります。

・ペンの色見本

・リフィルの種類一覧

・手帳の寸法

・旅行のパッキングリスト

・気温別コーディネートの目安

・お中元とお歳暮の時期

・クレジットカードの締日と引き落とし日

・近隣スーパーのリサイクル回収リスト

・英語の月名一覧

・災害用伝言ダイヤルの使い方

・家族の緊急連絡先

・かかりつけ病院の情報

・薬のアレルギーリスト

リフィルの種類や病院の情報は出先で使用することもあるため、毎年情報を更新しています。

 

また、家族の緊急連絡先、かかりつけ病院の情報、薬のアレルギーリストは個人情報のためシークレットリフィルに挟んでいます。

折りたたみ式のシークレットリフィルでめくっても中身が見えない

手帳をめくったときにうっかり情報が露見してしまうのを防げて便利です。

 

メモページの後ろにはKNOX メモ5mm方眼 521-513(バイブルサイズリフィル)をカットして作ったメモリフィルを挟み、ちょっとした思いつきメモやアイデアなどを書き留められるようにしています。

メモページは多めに用意

しおり代わりに貼っているのはセリアで購入した貼ってはがせるインデックスふせんです。

何度も繰り返し使えるので、しおり代わりに使っても全然へたれません。

 

⑬巻末

メモページの後はシールマステを収納しています。

  • シール置き場
  • マステ置き場
  • ペンホルダー

シールとマステはシール台紙とジッパー袋を使って収納していますが、どちらもセリアの商品を自分でリメイクして作りました。

右がじシール台紙、右がジッパー袋

手帳に使う小さめなマステやシールはシール台紙に、ラッピングや手紙に使うシールはジッパー袋に入れています。

 

ペンホルダーはダ・ヴィンチの下敷&ペンホルダーを使っています。

下敷&ペンホルダー

筆者が手帳用に使っているフリクションボール4ウッドは最大径が太いため、ホルダー部分にペンクリップを引っ掛ける形で使っています。

 

ペンホルダーの外側につけることで他のリフィルと干渉することもなく、さっと取り出せてとても便利です。

おまけ カバーの内ポケット

手帳カバーのポケットについてもご紹介します。

 

前側のポケット

まずは前側から。

カバーの前ポケット

前にはカードサイズのポケットがたてに3つ、その後ろにポケットが1つついています。

 

入れるものは特に決めてはいないのですが、今はこんな感じです。

シールやメッセージカードを収納

シール台紙に貼ったシール、大好きなキャラクター「サメにゃん」のタグ、メッセージカードに穴を開けたものが入っています。

 

メッセージカードは、大事なメモを手帳に書くときに使います。

つ厚みがあって目立つので重要なメモに最適

パンチ部分には切れ込みを入れてあるので、バインダーを開かなくても挟めます。

 

後ろ側のポケット

つづいて後ろ側です。

カバーの後ろポケット

後ろ側は大きなポケットが1つついています。

 

こちらにはクリアファイルで自作したポケットを挟み、リフィルとメモ用紙を入れています。

内側にリフィルを収納

バインダーを開けなくてもリフィルやメモ用紙を出せるので、さっとメモを書きたいときにとても便利です。

ディバイダーについて

おわりに、ディバイダー(しおり)についてご紹介しておきます。

 

筆者はしおりの代わりにディバイダーを使っています。

自作したディバイダー

ディバイダーは100円ショップで購入したシールとセルフラミネートで作りました。

パンチ部分には切れ込みを入れてあるため、ページの移動も楽々です。

 

しおり代わりに使っているディバイダーは全部で5つです。

インデックスは上に4つ、下に1つついています。

ミニ6で使用しているディバイダー

下:ムードトラッカー

上1:マンスリー

上2:タスク

上3:体調の記録

上4:スリー・グッド・シングス

どれも毎日開くページです。

よく使うページにディバイダーを挟んでおくことで、目的のページに素早くアクセスできます

上からくまが顔を出す仕組み

特に上はくまが顔を出す仕様でとても気に入っています。

 

以上、ロロマクラシックをメイン手帳として使っている筆者の手帳の中身のご紹介でした。

ロロマクラシック

少しでも参考になれば幸いです!

 

おわりに

メイン手帳として使っているロロマクラシック(ポケットサイズ)の中身のご紹介でした。

・「未来(予定)」と「過去(記録)」にセクションを分割

・愛用のマンスリーリフィルはPetit PAGEM 月間ダイアリー3 P-052

・毎日使うページにはディバイダーを挟む

・メモページはインデックス+リフィル多めでいつでも書けるように

・追加リフィルはバインダーに挟まずファイルで管理

ロロマクラシックを使い始めて2年目、ようやく自分なりの使い方が定まってきました。

 

今後もスタイルや好みに合わせて改良しつつ、ロロマクラシックを相棒として活用していきたいです。

 

みなさんもぜひお好みにカスタマイズして自分だけの手帳を作ってみてくださいね。

 

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。