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【手帳術】ライフログを書き続けて得られたメリット5選

ライフログを書いて得られたメリット

ライフログとは、日々の生活を記録して残しておくこと。

 

起きた時間や行った場所などを書いておくだけなので、一見単純作業にも思えます。

ですが、自分を知るきっかけになったり自尊心を高めたり、実は嬉しいメリットがたくさんあるのです。

 

筆者は2年ほど前からバーチカル手帳でライフログをつけています。

 

当初は暇つぶしくらいの軽い気持ちで始めたのですが、続けてみると嬉しい変化がありました。

 

そこで今回は、ライフログを実際につけてみて感じたメリットをご紹介していきます。

 

ライフログをつけようか迷っている方、続かなくて悩んでいる方はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

ライフログとは

ライフログ(life log)は毎日の生活や行動を記して残しておくことを指します。

手帳や日記帳に書くのはもちろん、スマホアプリに記入したり写真を撮って残したりしておくのもライフログにあたります。

 

ライフログに書く内容は自由ですが、下記のような内容が代表格です。

たとえば

・睡眠時間

・起床時間

・就寝時間

・仕事の時間・内容

・行った場所

・食べたもの

・買ったもの

・気分・体調 など

決まりはないので、自分が「書きたい」「残したい」と思うものを書きましょう

 

始めようと思ったら今日から始められるのがライフログ。

 

「行動を残しておきたい」

「思ったことを覚えておきたい」

「自分が頑張った証がほしい」

という方は、ライフログを始めてみませんか?

 

ちなみに筆者は手帳とシールが大好きなので、シールやマステをふんだんに使ってみちみちなライフログを書いています。

シールとマステを使ったライフログ

手帳デコがお好きな方は、こうした書き方もおすすめですよ。

 

\ライフログにはバーチカル手帳がおすすめ!/

 

ライフログを続けたメリット

筆者が実際にライフログを2年続けてみて感じたメリットはこちら。

  • 行動を正確に残しておける
  • 自分の行動を客観視できる
  • 新たな気づきを得られる
  • 継続できたことが自信になる
  • 読み返すのが楽しい

ライフログを手帳でつける場合、手帳を開くクセをつけやすい点もメリットです。

手帳が続かないという方こそ、ライフログにチャレンジしてみるのもおすすめですよ。

 

それでは、ひとつずつご説明していきます。

 

メリット①行動を正確に残しておける

ライフログのいちばんのメリットは、自分の行動を正確に残しておけることです。

ライフログは起きた時間や行った場所、食べたものなど生活に関するさまざまなことを記録します。

 

こうした記録は、のちに記憶を呼び起こしたいときに役立ちます

 

たとえば友人と会った日を思い出したいとき、昔行ったレストランを思い出したいとき、ライフログがあれば簡単に見返せます。

 

体調や気分を記録しておけば、病院にかかった際にいつから症状があるかすぐに説明できます。

 

小さなことですが、意外とある「あれなんだっけ」を解決する上でとても役立ちますよ。

さらに、ライフログをつけることで毎日の生活がさまざまな出来事・経験から成り立っていることを実感できます

 

「毎日同じことの繰り返しでつまらない」と感じている方こそ、ライフログがおすすめです。

同じように見えていた毎日に変化を感じられるかもしれませんよ。

 

メリット②自分の行動を客観視できる

つづいてのメリットは、自分の行動を客観視できることです。

ライフログをつけていると、自然と自分の行動が目に入ります。

 

過去の行動を振り返ることで、おのずと反省点や課題が見えてくるものです。

 

たとえば「ダイエット中だけど今週はあまり運動できていないな」とか、「だらだらしている時間が長かったな」とか。

 

こうした小さな発見は、ライフログをつけていないとなかなか気づけません。

 

ライフログは過去の自分から今の自分へ喝を入れてくれたり、奮い立たせてくれたりするツールでもあるのです。

 

 

メリット③新たな気づきを得られる

ライフログを振り返ることで、今まで気づかなかった新たな気づきに出会うことがあります。

たとえば「最近夜更かしをしなくなったおかげで朝早く起きられるようになったな」とか、「週末に楽しみなことがある週は気合いが入りやすいな」とか。

 

自分の話で恐縮ですが、筆者はライフログをつけていて「長時間寝ても眠くて調子の悪い期間」と「寝なくても元気な期間」を繰り返していることに気づきました。

 

のちに軽度の双極性障害(※)と診断され、点と点が線でつながったような感覚でした。

ライフログをつけていなければ自分の症状を見逃していたかもしれないので、続けてよかったと思った瞬間でした。

※躁状態とうつ状態を交互に繰り返す気分障害のこと。

このように、ライフログは何気なく毎日を過ごしているだけでは気づけないことを気づかせてくれることがあります。

 

余裕のある方は、行動記録に加えて体調や気分、考えや感じたことも書いておくといいでしょう。

 

メリット④継続できたことが自信になる

ライフログは毎日書く必要があります。

面倒に感じたり、溜めてしまってやる気をなくしたりすることもあるでしょう。

 

しかしそんな困難を乗り越えて続けると、今度は継続できたことが自信につながります

自信を持つことで自尊心が芽生えるので、自己肯定感を高めたい方にもおすすめです。

 

今まで書いたライフログをパラパラをめくると、「自分はこんなに継続できたんだ!すごい!」と思えるはずですよ。

 

習慣になるまでは続けるのが大変だと感じがちですが、この成功体験のためにまずは3日、1週間と続けてみましょう。

 

メリット⑤読み返すのが楽しい

ライフログは見返してこそ、役に立ちます。

最後にご紹介するメリットは、読み返すのが楽しいという点です。

ライフログは書いて終わりではなく、定期的に見返しましょう

 

振り返ってみると過去の自分がなにを思い、なにを好きだったのか見えてきます。

ライフログをつけているからこそ味わえる、小さな楽しみのひとつともいえますね。

 

振り返りの時間をさらに楽しむためには、このようなことを気して記録してみましょう。

・ハマっているものや楽しみなことを書く

・面白かった話を書く

・ネガティブなことは少なめに書く

たとえば仕事が大変だった場合、そのまま「仕事がツラかった」と書くのではなく、「仕事が大変だったけど今日もがんばった!」と書いてみましょう。

 

書き方一つでポジティブに見えませんか?

ライフログをつける際は、「振り返ったときに楽しめるように」ということも頭の片隅に入れてみてくださいね。

 

おわりに

2年間ライフログをつけてみて感じた5つのメリットのご紹介でした。

・行動を正確に残しておける

・自分の行動を客観視できる

・新たな気づきを得られる

・継続できたことが自信になる

・読み返すのが楽しい

筆者もライフログを始めるときはこんなにたくさんのメリットが得られるとはとても思っていませんでした。

 

特に自分の行動を客観視して奮い立たせたり、新たな発見に出会えるのはライフログを続けたからこそ体感できたメリットです。

 

「自分のことをもっと知りたい」

「毎日がぼんやり過ぎてしまう」

「自己肯定感が低い」

とお悩みの方は、ぜひライフログを始めてみませんか?

 

何気ない毎日が輝いて見えるかもしれませんよ。

 

\ライフログにはバーチカル手帳がおすすめ!/