【HSP】繊細さんが手帳を書く上で気をつけたい3つのポイント
「他人の気分に左右される」
「明るい光や強い匂いなどに圧倒されやすい」
「すぐにびっくりする」
という方は、感受性が高く敏感な気質のHSPかもしれません。
HSPの持ち主は五感が敏感で、身の回りのさまざまな刺激をキャッチします。
いいことは深く味わえますが、同時に嫌なことには深く傷ついてしまう特徴があります。
そんな「繊細さん」にとって手帳は、自己への理解を深めたり頭の中を整理したりする上でとても役に立ちます。
ですが、間違った使い方をしてしまうとかえって逆効果になってしまう恐れもあるので注意が必要です。
そこで今回は手帳歴15年以上でHSPの私が、繊細さんが手帳を使う上で気をつけるべきポイントを3つご紹介していきます。
「手帳が続かない」
「手帳を使うことが義務に感じてしまう」
とお悩みの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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HSPについて
HSP(Highly Sensitive Person)は感受性が高く敏感な気質のことで、アメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が提唱しました。
近年では「繊細さん」「敏感すぎる人」などと呼ばれ、関連書籍も多く販売されるようになりましたね。
- 他人の気分に左右される
- カフェインに敏感に反応する
- 明るい光や強い匂いなどに圧倒されやすい
- 美術や音楽に深く心動かされる
- すぐにびっくりする など
こちらはアーロン博士によるHSPの自己テストの一部です。
自分がHSPかどうか気になる方は、「気づきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本でチェックできますよ。
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繊細さんが手帳を書く際の注意点
さまざまな刺激をキャッチし続けてしまう繊細さんにとって、手帳は自分とじっくり向き合える最適なツールといえます。
ですが、使い方を誤るとかえって落ち込んでしまったり、ストレスを感じてしまったりする可能性があります。
手帳を正しく使って心を整えるために、繊細さんは下記のことを心がけてみるのがおすすめです。
- スケジュールを詰め込みすぎない
- タスク管理にこだわりすぎない
- ネガティブな内容は控えめにする
いずれも私が実際に取り入れてみて効果を感じたものです。
それでは、ひとつずつご紹介していきます。
①スケジュールを詰め込みすぎない
HSPは外部からの刺激に敏感で、ストレスを感じやすい傾向があります。
また一般の人に比べて感情の起伏が激しく疲れやすいため、スケジュールを詰め込み過ぎるとストレスがたまりやすくなります。
スケジューリングの際は自分の体力や感情状態を考慮し、無理のない範囲で予定を組みましょう。
- 予定と予定の間には自由時間を設ける
- 1日外出する日の翌日は予定を入れない
繊細さんは細かいところまで気がつくため計画を立てるのが得意な人も多いです。
ですが、それが故にスケジュールの詰め込みすぎには注意が必要です。
完璧なスケジュールを立てていても、不慮の事態で予定が狂ってしまうこともあります。
「予定通りにいかないとストレスを感じる」
「臨機応変に対応するのが苦手」
という方も多いのではないでしょうか。
そういった事態に見舞われたとき柔軟に対応できるよう、スケジュールは余裕を持って組みましょう。
予定と予定の間に余白を作っておけば、万が一予定が押してしまった場合も調整がききますよ。
②タスク管理にこだわりすぎない
やるからには細かいところまでキレイに仕上げたくなってしまうのがHSPの特徴のひとつでもあります。
たとえば手帳でタスク管理をする場合、残っているタスクがあると気持ち悪く感じたり、「達成できなかった…」と落ち込んでしまったりする方もいらっしゃるのではないでしょうか。
あれもこれもと頭がパンクしがちな繊細さんにとって、手帳でのタスク管理は思考を整理する上でとても役に立ちます。
ですが、タスクが残っていることにストレスを感じてしまっては、本末転倒です。
- タスクは細かく分けて書く
- できたことに目を向ける
- 「できなくてもいいや!」と割り切る
どうしても残ったタスクが気になるという方は、上記のポイントに気をつけてみてください。
中でもタスクの細分化はおすすめです。
たとえば「キッチン掃除」ではなく、「シンク掃除」「コンロ掃除」と2つに分けて書きます。
タスクを分けることでタスク1つあたりのハードルを下げることができます。
これなら、キッチン全体を掃除する元気がなくても「シンクだけ掃除しようかな」という気になりませんか?
タスク管理はあくまでも思考を整理したり、物事を効率よく進めたりするためのツールです。
気負わずに使いましょう。
③ネガティブな内容は控えめにする
ネガティブな感情を紙に書き出すことは、ストレス発散に効果があります。
ですが、マイナスな内容ばかり書いているとネガティブな感情に囚われすぎてしまう恐れがあるので、取り扱いには注意が必要です。
特に繊細さんはネガティブな感情に引っ張られることが多いため、手帳にマイナスな内容ばかり書いていると「私はこんなにダメなんだ…」「今日は嫌な日だった…」と落ち込みやすくなってしまいます。
ネガティブな感情に引っ張られやすい一方で、ポジティブな感情を深く味わえるのも繊細さんならではの特徴。
手帳にはぜひポジティブな記録を積極的に残していきましょう。
- できたこと
- 嬉しかったできごと
- 褒められたこと
- ポジティブな気持ち
- 感謝の気持ち など
ポジティブなできごとを振り返ることで、自分が取り組んできたことや成し遂げたことに気づけるので、自信につながります。
自己肯定感の上昇も期待できますよ。
ネガティブな感情を書き出したいときは、普段使っている手帳とは別のノートに書くのがおすすめです。
手帳をパラパラしているうちにふと嫌な内容が目に入ってしまう事態を防げます。
いいことも悪いことも、深く味わえるのが繊細さんの特徴です。
「悪いこと」を完全無視することはできませんが、「いいこと」に目を向けるよう意識してみると見える景色が少し変わるかもしれませんよ。
おわりに
HSPの気質を持った「繊細さん」が手帳を書く上で気をつけたいポイントをご紹介しました。
- スケジュールを詰め込みすぎない
- タスク管理にこだわりすぎない
- ネガティブな内容は控えめにする
どれも今日から取り入れられるので、ぜひ工夫してみてくださいね。
さまざまな情報をキャッチし続けてしまう繊細さん。
手帳は自分自身とゆっくり向き合うためのツールとして、大活躍してくれるはずですよ。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
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