それダメ!手帳が逆効果になる使い方4選|正しい使い方で楽しく使おう
スケジュールやタスクを管理したり、ライフログや日記を記録したり、手帳は使い方次第でとても役に立ちます。
ですが、正しい使い方をしていないと手帳を使うことでかえって効率が悪くなってしまったり、ストレスがたまったりする恐れがあります。
せっかく使うならば、ストレスフリーで楽しく使いたいですよね。
そこで今回は手帳歴15年以上の私が、逆効果になる手帳の使い方をご紹介していきます。
「手帳の使い方がわからない」
「手帳を使うことが義務に感じる」
とお悩みの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
手帳は生活を効率よく、豊かにしてくれるツール
手帳はスケジュールやタスクを管理するのに便利なツールです。
他にも目標やウィッシュリストを書いたり、ライフログや体調記録をつけたり、使い方次第でいくらでも自分好みに使えるのがいいところ。
適切に使えれば、手帳は自分の相棒のようなかけがえのない存在になってくれます。
ですが、使い方を間違えると書くことが億劫に感じてしまったり、ダブルブッキングが起こってしまったり、逆にストレスを増やしてしまう可能性があるので注意が必要です。
ここからは、そんな事態を避けるために気をつけるべきポイントをご紹介していきます。
逆効果になる手帳の使い方4選
手帳がかえって逆効果になってしまう使い方として、以下のものが挙げられます。
- 同じ内容を複数箇所に書く
- タスクの達成に執着する
- マイナスな内容ばかり記録する
- 「書くこと」にこだわりすぎる
当てはまるものはありますか?
それでは、ひとつずつ解説していきます。
①同じ内容を複数箇所に書く
同じ内容をマンスリー(月間)とウィークリー(週間)両方に書いてはいませんか?
これはとても効率が悪く、ダブルブッキングを引き起こす原因にもなってしまうので注意が必要です。
たとえば予定を変更するとき、2箇所とも書き直すのは面倒です。
だからといってマンスリーだけ書き直してウィークリーを後回しにしてしまっては、正しい予定を管理できません。
このように手間やリスクがあるので、同じ内容を複数箇所に書くのはやめましょう。
手帳は原則として1ネタ=1箇所。
これを意識するだけでも、手帳の効率がアップしますよ。
マンスリーとウィークリーの使い分け方法としては、このような方法があります。
- スケジュールと日記
- スケジュールと体調管理
- スケジュールとタスク管理 など
中でもおすすめなのが、マンスリーを予定、ウィークリーを記録に使う方法です。
「予定」「記録」と明確にジャンル分けすることで、手帳に書きたいことがあったとき瞬時に書く場所を把握できますよ。
②タスクの達成に執着する
手帳はスケジュール管理やタスク管理にとても役立ちます。
ですが、スケジュールやタスクを予定通りにこなすことにこだわりすぎてしまうと、かえってストレスを感じてしまうかもしれません。
タスクが達成できないと気持ち悪く感じたり、「こんなにできなかったんだ」と落ち込んでしまうという方は要注意。
できなかったことに目を向けると、自己評肯定感を下げる原因になってしまいます。
タスク管理が残っているとストレスを感じてしまう場合は、下記を心がけてみましょう。
中でもタスクの細分化はおすすめです。
- タスクは細かく分けて書く
- できたことに目を向ける
- 「できなくてもいいや!」と割り切る
たとえば「キッチン掃除」ではなく、「シンク掃除」「コンロ掃除」と2つに分けて書きます。
タスクを分けることでタスク1つあたりのハードルを下げることができます。
これなら、キッチン全体を掃除する元気がなくても「シンクだけ掃除しようかな」という気になりませんか?
タスク管理はあくまでも仕事や家事を効率よくこなすために使うツールです。
タスクを管理することは大切ですが、達成率ばかり気にするのはやめましょう。
③マイナスな内容ばかり記録する
嫌だったことやイライラしたことなど、マイナスな内容を手帳に書いてストレス発散しているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
文字に書き起こすことでストレスを解消する効果があるので、決して悪いことではありません。
ですが、書き方には少し注意が必要です。
というのも、マイナスな内容ばかり書いているとネガティブな感情に囚われすぎてしまう場合があるのです。
特に毎日開くページに書いていると自然と目に入ってしまい、落ち込んでしまったり自己肯定感を下げてしまったりする原因になります。
マイナスな内容を書くときは、あまり目に入らないように工夫をしてみましょう。
- 吐き出し専用のノート(手帳)を使う
- 巻末のメモ欄など普段開かないページに書く
- 色の薄いペンを使う
手帳は振り返ってこそ意味があるものですが、ストレス発散のために書いたマイナスな内容は振り返る必要ありません。
適切な書き方をして、ストレスフリーな手帳ライフを送りましょう。
④「書くこと」にこだわりすぎる
最後にご紹介するのは、手帳を書くことにこだわりすぎているパターンです。
手帳を続けることは大切ですが、続けることが目的になってはいけません。
手帳はあくまでも夢や目標を叶えたりスケジュールやタスクを管理する上で使うツールのひとつ。
「手帳を続けなきゃ」と義務感を覚えながら使っても、手帳の本来の力は発揮できません。
手帳に書きたいことがなかったら、無理に書く必要はありません。
書きたいときに書く、でもいいのです。
手帳が続かない方は、手帳を適切に使えていないからかもしれません。
「手帳を使って達成したいこと」「手帳で管理したいこと」などの目的を明確にすると、手帳に何を書けばいいのか見えてきますよ。
手帳を使うことが目的になってしまっている方は、一度フラットな気持ちに戻って手帳を使って叶えたい未来を想像してみては?
手帳は予定も記録もまとめて管理できる便利なツールです。
適切に使うことで、きっとあなたの理想の未来の実現に力を貸してくれるはずですよ。
おわりに
手帳がかえって逆効果になるNGな使い方のご紹介でした。
- 同じ内容を複数箇所に書く
- タスクの達成に執着する
- マイナスな内容ばかり記録する
- 「書くこと」にこだわりすぎる
意外とやりがちなことですが、手帳を効率よくストレスなく使うためには控えるのがおすすめです。
適切な方法で手帳を運用し、夢や目標の実現を手助けするツールとして使えるといいですね。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!