【紅茶】ブレンドティーを自作しよう!簡単にできる作り方をご紹介
「自分好みの紅茶を作ってみたい」
「いつもと違う紅茶の楽しみ方をしてみたい」
そんな方におすすめなのが、自作ブレンドティーです。
「ブレンドティー」と聞くと専門的なイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は自宅で簡単に作ることができるのです。
今回は茶葉を使った作り方とティーバッグを使った作り方の2通りをご紹介していきます。
いつもの淹れ方をちょっと工夫するだけでできるので、ぜひあなただけのブレンドを作ってみてくださいね。
ブレンドティーとは
ブレンドティーは、茶園や収穫時期の異なる複数の茶葉を配合して作ったお茶を指します。
紅茶は季節性や天候、収穫時期などによって味や香りが異なります。
ブレンドティーは、これらの要因によって品質に差が生じるのを防ぐために使われている手法でもあるのです。
「ダージリン」「アッサム」などの生産地の名前を謳った商品も、複数の茶園の茶葉を組み合わせていれば「ブレンドティー」になります。
ちなみに、自分で紅茶を混ぜ合わせることは「ミックス(混合)」と呼ばれ、安定した味の商品を大量に作る「ブレンド(配合)」とは区別されています。
※本記事では「ブレンドティー」表記で統一しています。
リーフを使ったブレンドティーの作り方
まずは、茶葉を使ったブレンドティー作りにチャレンジしてみましょう。
用意するもの
- 茶葉:2〜3種類 合計5〜6g
- 水:300ml
- ティーポット:1つ
- ティーカップ:人数分
- メジャースプーン:1つ
- 茶漉し:1つ
※今回は茶漉しつきのティーポットを使っていきます。
茶葉の種類は2〜3種類がおすすめです。
配合の割合はお好みですが、王道の紅茶同士であれば1:1、ベースの紅茶に少しクセのある紅茶を混ぜたいときは7:3など、茶葉の特徴によって変えてみてください。
配合割合を少しずつ変えてみて、自分好みのブレンドを見つけるのがおすすめです!
今回はルピシアのダージリン ファーストフラッシュ
フレーバードティーのアールグレイはややクセがあるので、香りが強くなりすぎないよう少し少なめにしました。
\ オーガニック製法で安心! /
作り方
ティーポットとティーカップは先に湯通ししておくのがおすすめです。
2杯目を楽しむ場合は、別のポットに漉して移しておくと渋くなりません。
爽やかな味わいでスッキリした気分を味わえました!
ティーバッグを使ったブレンドティーの作り方
ティーバッグを使えば、もっとお手軽にブレンドティーを作れます。
用意するもの
- ティーバッグ:2つ
- 水:300ml
- ティーポット:1つ
- ティーカップ:人数分
ティーバッグは種類の違うものを2つ用意しましょう。
ブラックティーとフレーバードティーの組み合わせもおすすめです!
今回はトワイニングのゴールデンアッサム
\ コクがあってミルクティー向き! /
\ ストレートもミルクもレモンもおすすめ! /
作り方
ティーポットとティーカップは先に湯通ししておくのがおすすめです。
今回はミルクを入れてミルクティーにしました。
ティーバッグを使えば紅茶が渋くなる心配もないので、より気軽に楽しめますね。
程よいコクのあるミルクティーが楽しめました!
ブレンドティーにおすすめの茶葉
リーフでもティーバッグでも、ブレンドティーはお手持ちの茶葉でかんたんに作ることができます。
おわりに、ブレンドの目安になるよう「ベースにおすすめの紅茶」と「アクセントにおすすめの紅茶」をご紹介していきます。
ベースにおすすめの紅茶
ブレンドティーを作る際、ベースはシンプルでクセのない紅茶がおすすめです。
- ダージリン
- ニルギリ
- セイロン(ディンブラやキャンディなど)
これらはクセがなく飲みやすいため、ブレンドティーに向いています。
この中から組み合わせてもいいですし、アクセント向きの紅茶をちょい足ししてみるのもおすすめです。
アクセントにおすすめの紅茶
少しクセがあったり、芳醇なコクがあったりする紅茶は、ブレンドすることで口当たりがまろやかになり飲みやすくなります。
- アッサム
- ルフナ
- ラプサンスーション
中でもアッサムとルフナはコクがあるため、ミルクティーブレンドとしてもおすすめです。
他にもフレーバードティーと割って飲みやすくしたり、ハーブを入れてハーブティーに仕上げるのもおすすめです。
ぜひいろいろアレンジして、お好みの紅茶を作ってみてくださいね。
参照:『紅茶の大辞典
おわりに
自宅でかんたんに作れるブレンドティーの作り方をご紹介しました。
お好みの茶葉を数種類混ぜるだけで誰でもかんたんに作れるので、ぜひ作ってみてくださいね。
口に合わないと思っていた茶葉も、ブレンドに使えば思わぬおいしさを引き出してくれるかもしれませんよ。
それでは、よいティータイムを!