文具オタクの私の手帳遍歴|ライフスタイルに合わせて使い方を変えよう!
「手帳がなかなか続かない」
「いつも途中から書かなくなってしまう」
そんな悩みを持っている人は多いです。
せっかくお気に入りの手帳を買ったのなら、しっかり使いこなして最後まで書き切りたいですよね。
私は現在4冊の手帳を使い分けている「手帳マニア」ですが、昔から手帳をうまく使えていたわけではないです。
使い方を間違えて挫折したことも、1度や2度じゃありません。
そこで本記事では、私がかつて手帳に挫折した理由とどのように手帳を活用できるようになっていったのか、時系列に沿って写真を交えながらお話していきたいと思います。
手帳はライフスタイルに合わせて使い方を変えよう
手帳はスケジュールやタスクを管理したり、ライフログや日記を残したり、ライフスタイルや性格に合わせてさまざまな使い方ができます。
しかし、自分に合わない手帳を使っていると、どうしても手帳が長続きしなくなってしまいます。
たとえば、予定が少ないのにウィークリー手帳やデイリー手帳をスケジュール管理に使っていたり、普段小さめバッグを使っているのに大きいサイズの手帳を使っていたり。
こうした矛盾があると、手帳に挫折しやすくなってしまいます。
自分に合う手帳はそのときの生活によって変わるもの。
進学や就職、退職や出産などライフスタイルが変わると合う手帳も変わってくるので、今の自分に合った手帳を選ぶことが大切です。
私の手帳遍歴
私はこれまで15年以上、合計30冊ほどの手帳を使ってきました。
最初は自分に合う手帳の使い方を見つけることが難しく、何度も挫折しました。
しかし、こうした経験があったからこそ今楽しく手帳を使えているのだと思います。
それでは、ここから私の手帳遍歴を振り返っていきます。
①〜10年前 手帳初心者&挫折常連期
私が初めて手帳を持ったのは小学生の頃。
最初の手帳はミスタードーナツのポイントで交換できる限定のものだったと思います。
以前、【今日からできる】手帳が続かない理由って?楽しく続けるコツをまるっと解説!で手帳が続かない理由として以下の4つを挙げました。
- 書くことがない
- 持ち歩くくせがない
- きれいに書こうとしすぎている
- 自分に合わない手帳を使っている
当時の私は手帳の使い方もわからず、今振り返ると上の2つにばっちり当てはまっていました。
小中学生の頃は学校の予定が中心で、その他の予定を自分で管理することはあまりありません。
手帳には楽しみな予定などを書いていたものの、「スケジュール管理」と呼べるものではなく、数ヶ月経つと使わなくなる…というのが毎年のルーティンになっていました(笑)
しかし文具好きだったこともあり、手帳自体は大好きでした。
新しい手帳を買うことを楽しみにしていた気持ちは今でも覚えています。
何度挫折しても懲りずに毎年手帳を買っていたのは、手帳が好きだったからです。
「手帳が好き」という気持ちがなかったら、今現在手帳ユーザーではなかったかもしれません。
少しでも「手帳が好き」と思える人は、使い方次第で楽しい手帳ライフが送れるはず!
②〜7年前 挫折卒業!学生時代はマンスリーのみ
高校生になるとバイトやプライベートなど、複数のスケジュールを管理する必要性が出てきました。
私が手帳に挫折しなくなったのはこの頃からです。
高校、専門学校時代に使っていたのはマンスリー手帳。
いずれもA6サイズやB6サイズでした。
予定は学校・バイト・プライベートで色分けをして管理。
学校の予定の中でも、ゼミ関係の予定にはマーカーを引いて区別していました。
この頃はまだスケジュールアプリも今ほど浸透しておらず、周りの友人もほとんど手帳を使っていた記憶があります。
手帳に挫折してしまう方は、手帳を使う目的が明確になっておらず、手帳を使うことが目的になってしまっている場合が多いです。
私がこの頃に挫折しなくなったのは、「忙しい毎日のスケジュールを手帳で管理する」という目的がはっきりしたからだと思っています。
いつ予定が入るかわからないため、手帳を持ち歩くようになったのも要因でしょう。
予定が少なく書くことがない方は、スケジュール以外の内容を手帳に書くのもおすすめです。
- To Doリスト
- 一言日記
- ライフログ
- スリー・グッド・シングス
- ダイエット記録
- ハビットトラッカー
- 目標と進捗
手帳を書くことを目的にするのではなく、手帳で何を管理したいのか、何を残しておきたいのかを明確にしましょう。
私は「スケジュール管理」という目的がはっきりしたこの頃から、一度も手帳に挫折していません。
今でもスケジュール管理には手帳を使っています!
③〜4年前 超多忙!会社員時代はアプリとバーチカルを併用
学校卒業後に私が就いた仕事はシフト制で、数日前にならないと勤務時間がわからないという勤務体制でした。
前日など直前でシフトが変わることも多く、手帳で予定を管理することが厳しくなり一時期はスケジュールアプリで予定を管理していました。
仕事はなかなかの激務で、終電帰りからの始発出社という日も。
そんな忙しい毎日の中でもスキマ時間を見つけてプライベートも充実させたいという思いから、現状を把握するためにバーチカルでかんたんにライフログをつけていました。
予定(未来)はアプリ、ライフログや一言日記(過去)は手帳、と目的を明確に分けることで挫折することなく手帳を続けられました。
しかし、あまりにも忙しい時期は睡眠時間を確保することに必死で、ライフログはほぼ白紙のときもありました。
これはこれで忙しかったという記録になります。
手帳は無理に埋めるのではなく、「書けるときに書く」くらいのスタンスでいることも大事です。
手帳を書くことを最終目的にしない!
④〜現在 複数使いに挑戦!手帳熱が過去イチに
その後転職し時間に余裕が出てくると、手帳をゆっくり書く時間が確保できるようになりました。
4年ほど前からは手帳デコを楽しみつつ、複数の手帳を使っています。
2年前まではレフト式ウィークリー手帳を使用。
左ページをタスク管理、右ページを自由ページとして使っていました。
現在はミニ6サイズのシステム手帳をはじめ、4冊の手帳を使っています。
- メイン手帳(システム手帳ミニ6サイズ)
- デコ日記(ほぼ日手帳オリジナルavec)
- ブログ用手帳(システム手帳バイブルサイズ)
- 置き手帳(システム手帳A5サイズ)
このうち、毎日使うのはブログ用手帳以外の3冊です。
メイン手帳はスケジュールとタスク管理、置き手帳はライフログ、デコ日記は手帳デコと日記、と使い方を明確に分けているため目的が曖昧になることもなく、挫折せず続けられています。
手帳を複数使いしていて思うのは、やはり手帳を使う目的を明確にすることが何よりも大事だということ。
手帳ごとに役割を決めておけば、「これはどこに書こうかな?」「あれどこに書いたっけ?」と迷うこともありません。
手帳に深くハマったきっかけは明確に覚えていません。
ですが、写真シールや人物シールなどオシャレなシールが出てきた頃にふと「デコ日記を再開したいな」と思ったことがきっかけだった気がします。
高校生の頃にも一時期デコ日記を書いていました(いつの間にか挫折していましたが。笑)
今はほぼ日手帳オリジナルavecで書いているデコ日記をメインに、趣味として手帳デコを楽しんでいます。
デコ日記を始める頃は「いつまでデコブーム続くかな?」と思っていましたが、まだまだ私のブームは終わりそうにありません。
これからも自分が「楽しい」「続けたい」と思えるうちは、デコ日記を含めた手帳ライフを続けていきたいです。
以上が、手帳歴15年以上の私の手帳遍歴でした。
就職や転職などでライフスタイルが変わると、手帳に求める機能や使い方も変わります。
手帳の使い方に正解はないので、みなさんも自分だけのベストな使い方を見つけてみてくださいね。
おわりに
現在4冊の手帳を使い分けている手帳オタクの私が、今まで経験してきた手帳の使い方をご紹介しました。
書くことがなく挫折
予定管理にマンスリー手帳を使用
スケジュールアプリとバーチカルを併用
手帳での一元管理に戻り手帳複数使いに
改めて振り返ってみると、当時の生活や感情が浮かんできて懐かしい気持ちになりました。
中には手帳に挫折せず、最初から上手に活用できる人もいるでしょう。
ですが、私は挫折を経験したからこそ今より一層楽しく手帳を使えていると感じました。
忙しくも楽しかった学生時代、激務をこなしていた新社会人時代、手帳デコに目覚めた数年前。
使い方は違えど、私のそばにはいつも手帳がありました。
いま手帳に挫折しがちなあなたも、自分に合った使い方に出会えればきっと楽しい手帳ライフが待っています。
ぜひ「手帳を使う目的」を明確にして、あなただけの使い方を見つけてみてくださいね。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。