勉強ができるおすすめな場所5選とメリット・デメリットを徹底解説!
「家だと集中して勉強できない」
「いつも誘惑に負けてしまう」
勉強をしていれば、誰しもが通るであろうこの悩み。
そんなときは、気分転換に勉強場所を変えてみるのがおすすめです。
私は社会人ですが、趣味で資格や検定の勉強をしています。
家での勉強に煮詰まったときや気分を変えたいときは、外へ勉強しにいくことも多いです。
そこで本記事では、勉強に集中しやすいおすすめな勉強場所を5つ厳選して特徴を解説していきます。
メリット・デメリットなど詳しくご紹介していくので、ぜひご自身のシチュエーションに合わせて選んでみてくださいね。
気分を変えたいとき、どこで勉強する?
家には誘惑がたくさん潜んでいます。
スマホにテレビ、漫画にゲームetc…
これらの誘惑を断ち切って長時間集中して勉強するのは、なかなか難しいもの。
そんなときにおすすめなのが、勉強場所を変えることです。
場所が変わると脳の疲れがリセットされ気分もリフレッシュできるため、集中しやすくなります。
集中できる!おすすめ勉強場所5選
それでは、ここから私が実際に利用してみて「よかった」と思った勉強場所を5つ厳選してご紹介していきます。
- カフェ
- 図書館
- ネットカフェ
- カラオケ
- コワーキングスペース
一口に勉強場所といっても、それぞれ設備やサービス内容が異なります。
実際に利用してみて感じたことなどを踏まえて特徴を解説していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
①カフェ
まずは気軽に入れるカフェからご紹介していきます。
カフェはワンコインなどお手頃価格で利用でき、おいしいドリンクを片手に勉強できます。
ほどよい雑音やコーヒーのいい香りが漂う空間は、自然と作業に集中できます。
カフェで勉強するメリット
カフェは気軽に入れるので、短時間でちょこっと勉強したいときにピッタリです。
- おいしいドリンクを飲める
- 小腹が空いたら軽食を注文できる
- 程よい雑音がある
カフェはオシャレなインテリア空間に心地よいBGM、そしてコーヒーのいい香りと、リラックスできる要素がたくさん詰まっています。
周囲の人の話し声や作業音も、ちょうどいい雑音になります。
また、お店によってはWi-Fiやコンセントなどの設備も整っています。
そういったお店であれば、パソコンやタブレットを使った勉強も可能です。
カフェで勉強するデメリット
カフェは勉強に向いている環境とはいえ、中には長時間の占有を禁止したり勉強自体を禁止していたりするお店もあります。
利用の際は、店舗のルールに従いましょう。
- 長時間の滞在には向いていない
- テキストなどを広げすぎると迷惑になる
- 席同士の間隔が狭め
カフェにはリラックスしたりおしゃべりしたいお客さんもいます。
勉強専用の場所ではないので、場をわきまえた振る舞いが必要です。
滞在時間は混雑具合にもよりますが、長くても60〜90分程度で切り上げるとスマートです。
また、カフェはほかの勉強場所よりも1席のスペースが狭めです。
テキストをたくさん広げると周りのお客さんの迷惑になってしまうおそれもあるので、勉強道具は必要最低限の分だけ出すようにしましょう。
ノートや参考書1冊など省スペースでできる勉強がおすすめ!
カフェがおすすめな人
カフェは軽く勉強したいときにもってこいの場所です。
お食事ついでに勉強をするのもおすすめですよ。
- 滞在時間が短め
- テキストを大っぴらに広げる必要はない
- おいしいドリンクやフードを楽しみたい
おいしいドリンクといい香りを味わいながら勉強できるのはカフェならではのメリットです。
カフェによってコンセプトや雰囲気が異なるので、お気に入りの店舗を探してみるのもいいですね。
②図書館
つづいては勉強場所の王道、図書館です。
図書館は無料で利用できる上、とても静かで集中して勉強できる環境が整っています。
ですが、中には持ち込み学習を禁止している図書館もあります。
利用の際はあらかじめ施設のルールを確認しておきましょう。
図書館で勉強するメリット
多くの図書館には学習スペースが設けられています。
学習スペースは勉強用に作られているので机の広さや高さもちょうどよく、長時間勉強するのにも向いています。
- 無料で利用できる
- 本や資料を調べられる
- 机が広め
図書館最大のメリットは、無料で利用できることです。
お金をあまりかけずに勉強したいという方にピッタリです。
また、わからないことがあったときに本や資料ですぐ調べられるのも図書館ならではのメリットです。
図書館にはさまざまなジャンルの蔵書があるので、知識を広げる上でも役立ちます。
図書館で勉強するデメリット
図書館は基本的に誰でも利用できますが、勉強用の施設ではないため設備面では不便を感じることもあるかもしれません。
- 館内での食事は不可
- 音の出る電子機器は使えない
- Wi-Fiやコンセントは利用できない場合がある
図書館は飲食禁止のことが多いです。
蓋付きの飲み物のみ持ち込み可能な場所もあるものの、食事は基本的に禁止です。
食事を挟む場合は一度外出するか、館内に飲食スペースがあるかどうか確認しておきましょう。
また、図書館では電卓やパソコンなど音の出る電子機器は使えない場合が多いです。
図書館はかなり静かなので、人によってはペンのノック音なども躊躇ってしまうかもしれません。
静かすぎるのが気になる人はイヤホンでBGMを聴くのもおすすめです。
図書館がおすすめな人
図書館は静かな場所で集中して勉強したい人におすすめな場所です。
適度に人の目があるので、雰囲気的にもサボりにくいです。
- お金をかけずに勉強したい
- 静かな場所の方が集中できる
- 本や資料で調べものをしたい
図書館はとにかく静かです。
雑音がない方が集中しやすいという方にピッタリな勉強場所でしょう。
本や資料で調べものをしながら勉強できるという点も、図書館ならでは。
勉強に疲れたら読書をして気分転換するのもおすすめですよ。
③ネットカフェ
つづいて、パソコンや本も利用できるネットカフェ(漫画喫茶)をご紹介します。
ネットカフェは個室や半個室のことが多く、一人で集中したいときにピッタリです。
ネットカフェで勉強するメリット
ネットカフェの個室は広くはないものの、一人で作業するには申し分ないスペースが確保されています。
もちろんテキストを広げることもできるので、人目を気にせず勉強したいときに向いています。
- 24時間利用できる
- 個室や半個室で人目が気にならない
- Wi-Fiやコンセントなどの設備が充実している
ネットカフェは長時間滞在したり寝泊まりしたりする人もいるので、設備面がとても充実しています。
Wi-Fiやコンセント、ドリンクバーなどはもちろん、シャワールームやモーニングセットなどまでそろっているお店もあります。
深夜や早朝など、時間を問わずに利用できるのも嬉しいポイント。
ちょっとした空き時間にふらっと立ち寄って勉強することも可能です。
ネットカフェで勉強するデメリット
ネットカフェは勉強用の場所ではないとはいえ、勉強に必要な基本設備がすべて揃っています。
デメリットとしては、以下の3つが挙げられます。
- 利用料金が高め
- 誘惑が多い
- 店舗によってルールが異なる
ネットカフェは他の施設に比べて利用料金が高めです。
料金はお店によりますが、3時間パックで1,000円程度します。
長時間利用すると数千円かかってしまう恐れもあるので、あまり頻繁に行くと出費がかさんでします。
マンガや雑誌など、誘惑が多い点もデメリットといえます。
「休憩がてらに読み始めたら勉強がそっちのけになってしまった」といった事態に陥らないよう、注意しましょう。
また、店舗によっては飲食物の持ち込みや途中退室が認められていない場合があります。
長時間の利用を考えている方はあらかじめお店のルールを調べておくと安心です。
短時間で集中したいときの利用がいちばんおすすめ!
ネットカフェがおすすめな人
料金は少々高いものの、集中して勉強するのにピッタリなネットカフェ。
ここぞというときに利用すれば、思わぬ力が発揮できるかもしれません。
- 早朝や深夜に利用したい
- 個室・半個室で集中して勉強したい
- パソコンで調べものをしたい
ネットカフェは24時間営業なので、時間に縛られず自由に利用できます。
出社前や退社後など、カフェや図書館が空いていない時間帯に勉強したいときはネットカフェがピッタリです。
また、個室でプライバシーが守られている点もポイント。
カフェや図書館では人目が気になってしまうという方にもおすすめです。
④カラオケ
つづいてご紹介する場所はカラオケです。
カラオケ=歌う場所というイメージがありますが、個室で机もあるため勉強場所としても使えます。
カラオケで勉強するメリット
カラオケにはフリータイムなど、長時間利用しても安く済むパックがあります。
あらかじめパックやプランを調べておくと、よりお得に利用できますよ。
- 完全個室
- 動画学習など音の出る勉強も可能
- ドリンクバーやコンセントなどの設備が揃っている
完全個室&防音はカラオケならでは。
パソコンで講義動画を見たり、語学の発音練習をしたり、音の出る勉強も可能です。
コロナ禍以降テレワーク場所として使う人も増えたことから、Wi-Fiやコンセントなどの設備面も充実している店舗が多いです。
最近はテレワーク用のBGMも用意されているので、うまく活用して勉強の手助けをしてもらいましょう。
「ここまで頑張ったらご褒美に歌う!」と決めておくと、ますます勉強がはかどりますよ。
カラオケで勉強するデメリット
カラオケは勉強場所としても活躍しますが、タイミングや運によっては思わぬトラブルに見舞われるおそれがあります。
- 周囲の音漏れが気になる場合がある
- 机の高さが低い場合がある
- 混雑時は規定時間内に退出させられる場合がある
都心の壁が薄い店舗にありがちなのが、近隣の部屋からの音漏れ。
音痴な歌声が聞こえてきたときには、勉強の妨げになってしまうこともあるでしょう。
また、フリータイムにも注意が必要です。
というのも、混雑時は制限時間前に退出を求められることがあります。
このような場合は入店時に「3時間以降は退出を求めることがある」などと説明があるはずですが、あらかじめ念頭に入れておきましょう。
空いている店舗であれば追い出されることもありません!
カラオケがおすすめな人
地方に住んでいる人はフリータイムで追い出されるリスクも少なく、長時間の利用可能です。
店舗によっては、8時間以上などの長時間利用でも1,000円未満で済む場合もありますよ。
- 個室で人目を気にせず勉強したい
- 音の出る勉強がしたい
- (空いている店舗の場合)料金を気にせず長時間利用したい
個室かつ防音なのもカラオケならでは。
カフェなどではイヤホンを使う必要がありますが、カラオケなら周囲を気にせず音を出せます。
疲れたら歌って発散できるのもポイントです。
⑤コワーキングスペース
最後にご紹介するのは、コワーキングスペースです。
コワーキングは「co(共に)」「working(仕事する)」という意味。
コワーキングスペースは、さまざまな業種・年代の人が仕事をするための共有スペースのことを指します。
名前からして仕事専用の場所を想像されるかもしれませんが、実は勉強場所として利用している方も多いです。
私がよく行くコワーキングスペースは、学生さんも多いですよ。
コワーキングスペースで勉強するメリット
仕事や勉強をするために使うコワーキングスペース。
周りには作業に集中している人がたくさんいるので、自然と「勉強をがんばらなきゃ!」という気持ちがわいてきます。
- 長時間利用できる
- さまざまなタイプの机・エリアがある
- Wi-Fiやコンセントなどの設備が充実している
コワーキングスペースは長時間滞在することを前提に作られているため、料金の上限が設けられている場合が多いです。
私が利用している場所は終日料金が1,000円ちょっとなので、カフェをはしごしたりネットカフェを使うよりも安く済みます。
私語や通話禁止のサイレントエリアやWeb会議もできるオープンエリアなど、利用用途や気分によって環境を選べるのもコワーキングスペースの魅力のひとつです。
そして何より、仕事や勉強に必要な設備が揃っていることがいちばんのポイント。
Wi-Fiやコンセントはもちろん、ドリンクバーやコピー機、パソコンやリクライニングチェアなど自由に使えます。
コワーキングスペースで勉強するデメリット
一口にコワーキングスペースといっても、店舗によって料金体系や雰囲気、客層はさまざま。
初めて行くときは、ホームページなどを軽くチェックしておくと安心材料になるでしょう。
- 店舗によって料金や雰囲気が違う
- 周囲の声が気になる場合がある
- 曜日や時間帯によっては混雑する
コワーキングスペースは基本的に自由席です。
たまたま隣に座った人が大きな声でWeb会議をし始めるなど、場合によっては周囲の音が勉強の妨げに感じることもあるかもしれません。
座席の移動も可能ですが、土日や学生のテスト期間中などは混雑で空席が見つからない場合もあります。
音が気になる方は、サイレントエリアが設けられているコワーキングスペースを選びましょう。
イヤホンを持って行くのもおすすめです。
コワーキングスペースがおすすめな人
コワーキングスペースは仕事や勉強など、作業をしに行くところです。
周りの人ががんばっている姿から刺激をもらい、自分のやる気アップにもつながります。
- 長時間利用したい
- コピー機やパソコンなどの設備を利用したい
- 広い机で広々と勉強したい
設備は店舗によって異なるものの、基本的な機器はそろっています。
中にはスナック菓子や雑誌が置いてある店舗もあるので、適度に息抜きをしながら勉強を進められます。
コワーキングスペースは個人で黙々と作業をする雰囲気だったり、利用者同士の交流が盛んだったり、お店によって雰囲気が全く異なります。
まずはいろんなコワーキングスペースを利用してみて、自分に合う雰囲気を探してみるのもおすすめです。
5つの場所を比較してみた
ご紹介した5つの場所の特徴を表にまとめてみました。
カフェ | 図書館 | ネットカフェ | カラオケ | コワーキングスペース | |
価格 | 400円~ | 無料 | 3時間1,000円~ | 3時間600円~ | 3時間700円~ |
滞在可能時間 | ~2時間 | ~10時間 | 自由 | ~10時間 | ~12時間 |
Wi-Fi | |||||
コンセント | |||||
静かさ | |||||
こんな人におすすめ | 短時間で利用したい | 静かな場所で勉強したい | 時間帯を気にせず利用したい | 音の出る勉強がしたい | 周りの人から刺激を得ながら勉強したい |
※Wi-Fi、コンセントなどの設備は施設によって異なります。
表はあくまでも傾向や目安をまとめたものですので、詳しくは利用店舗でご確認ください。
短時間でサクッと勉強したいときはカフェ、早朝に勉強したいときはネットカフェ、一日勉強したいときはコワーキングスペースなど、シチュエーションによって利用場所を変えるとさらに効率ややる気アップにつながります。
ちなみに、私はカフェ、図書館、コワーキングスペースの3つを利用することが多いです。
- 短時間で軽く勉強したいとき → カフェ
- 静かな場所で集中して勉強したいとき → 図書館
- 1日勉強をがんばりたいとき → コワーキングスペース
個人的に、最も勉強がはかどるのはコワーキングスペースです。
お金を払って利用するからこそ「時間を無駄にするわけにいかない!」とやる気が出ますし、ほどよい雑音が集中するのにピッタリです。
私がよく利用する店舗はソフトクリームが食べ放題なのも嬉しいです!
人はそれぞれ集中できる環境が異なりますし、施設によってもサービス・設備などさまざまです。
ぜひいろんな場所を試してみて、自分だけのお気に入りのスポットを見つけてみてくださいね。
おわりに
勉強に集中しやすいおすすめな場所を5つご紹介しました。
- カフェ
- 図書館
- ネットカフェ
- カラオケ
- コワーキングスペース
長時間の滞在が可能であったり、防音であったり、施設によって特徴やメリットがあります。
勉強場所を選ぶときは「今はどんな環境だったら集中できそうか」を考えてみてくださいね。
それでは、よい勉強時間を。
最後までご覧いただきありがとうございました!