【ダサい!?】この時代でもあえて有線イヤホンを選ぶ理由
ここ数年で無線イヤホン(ワイヤレスイヤホン)が主流になり、街中で有線イヤホンをしている人はめっきり少なくなりました。
時代の流れに逆行して有線イヤホンを選ぶことは、側から見れば「ダサい」「時代遅れ」と感じるかもしれません。
ですが、私はそんな時代の中でもあえて有線イヤホンを愛用しています。
有線イヤホンと無線イヤホンは全く別の機器といっていいほど、特性やメリットが異なります。
イヤホンを購入する際は、双方の特徴を理解した上で選ぶことが大事です。
本記事では、有線イヤホンと無線イヤホンを比較しつつ、私が有線イヤホンにこだわっている理由をお話していきます。
「今の時代に有線イヤホンを使うのってどうなの?」
「無線イヤホンに変えようか迷っている」
という方は参考にしてみてくださいね。
有線イヤホンと無線イヤホンの違い
イヤホンには「有線タイプ」と「無線タイプ(ワイヤレスタイプ)」があります。
ドライバー(音が出る部分)とプラグがケーブルがつながっているものが有線イヤホン、AirPodsのようにBluetooth(ブルートゥース)で音声を飛ばすものが無線イヤホンです。
数年前まで有線イヤホンが主流でしたが、ここ数年で需要が一気に拡大し、今や無線イヤホンが圧倒的な人気を誇っています。
無線イヤホンは線がないためケーブルが絡まるといったトラブルもなく、コンパクトで便利です。
ですが、無線イヤホンはまだ歴史が浅いこともあり、デメリットも多いです。
有線イヤホンと無線イヤホンのメリットとデメリットをかんたんにまとめてみました。
有線イヤホン | 無線イヤホン | |
メリット | 音質がいい 充電が不要 接続環境を気にせず使える リケーブルが楽しめる 値段が安い | コンパクト 機能性が高い 関連商品が豊富 タッチノイズがない 運動しながら使える |
デメリット | ケーブルが邪魔くさい 断線の恐れがある タッチノイズが発生する場合がある イヤホンジャックがない製品には使えない | 充電が必要 音飛びや遅延が発生する 値段が高い バッテリーが劣化する |
どちらにもメリットとデメリットがあるので、一概にどちらが優れているとは断言できません。
ですが、それぞれの特徴を知っておくとイヤホン選びの際の指標になりますよ。
私が有線イヤホンを選ぶ理由
私は自分専用のイヤホンを使い始めて15年以上経ちますが、今だに有線イヤホンを好んで使っています。
ここからは有線イヤホンのメリットをおさらいしつつ、私が有線イヤホンを使い続ける理由をお話していきます。
- 音質がいい
- 音飛びの心配がない
- 充電が不要
- リケーブルが楽しめる
有線イヤホンには無線イヤホンではなし得ないメリットもたくさんあります。
有線イヤホンを愛してやまない私がひとつずつ解説していきます!
私の愛用イヤホンについてはこちらでご紹介しています。
理由①音質がいい
有線イヤホンの最大のメリットは、音質がいいことです。
有線イヤホンは機器とドライバーをケーブルで直接繋ぎます。
音の振動がそのまま伝わるので、音が劣化することなく耳まで届きます。
一方で無線イヤホンは音楽データを圧縮してイヤホンに転送しているため、どうしても音質が劣化してしまいます。
もちろん価格帯が上がれば音質の劣化は多少抑えられますが、ゼロにすることは現状不可能です。
つまり、同じ値段で買うのであれば有線イヤホンの方が圧倒的に音質が高いということ。
音質にこだわりたい方や音楽鑑賞を目的にイヤホンを購入する予定の方は、有線をおすすめします。
また、音の遅延がない点も有線イヤホンのメリットといえるでしょう。
お伝えした通り、無線イヤホンはデータを圧縮→転送→受信という工程が必要です。
そのため、どうしても音の遅延が発生してしまいます。
ゲームの画と音がズレが生じるなどのデメリットもあるので、ゲーム用のイヤホンを探している方も無線イヤホンを避けるのが賢明です。
ちなみに、私はイヤホンを購入する際は必ずe☆イヤホンで試聴をします。
e☆イヤホンでは膨大な数のイヤホンを実際に試すことができます。
商品によって音の伸びや音場などの特性が全く違うので、自分好みのものを見つけられますよ。
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理由②音飛びの心配がない
無線イヤホンはBluetoothとWi-Fiなどの干渉によって音飛びが発生するリスクがあります。
一方でケーブルで直接つなぐ有線イヤホンでは、音飛びの心配がありません。
私は音楽を聴くときどっぷりとその世界観に浸かりたいので、音飛びなどもってのほか。
正直にいうと、気持ち悪くてとても耐えられません(笑)
音飛びするかどうかは環境に左右されるので、場所や使い方によっては音飛びしないこともあります。
ですが、車でBluetooth接続していても度々音飛びするので、今の技術ではゼロにすることは難しいのでしょう。
また、接続環境によって突然接続が切れてしまうリスクもあります。
そういった心配がない点も、私が有線イヤホンを推している理由のひとつです。
有線イヤホンであれば音源が劣化していない限り、音飛びや接続が切れる心配はありません。
途中で途切れるストレスがないので、音楽や映画の世界をどっぷり堪能できますよ。
理由③充電が不要
無線イヤホンを使っている人たちが最もストレスに感じているであろう、イヤホンの充電切れ問題。
無線イヤホンは充電式なので、電池が切れてしまうと使えません。
有線イヤホンは充電の必要がなく、機器にケーブルを差せばいつでもどこでも使えます。
最近はバッテリー残量がわかる無線イヤホンもありますが、しばらく使わずにいると放電してしまって使えなくなることもしばしば。
有線イヤホンは充電切れの心配がないため、久しぶりに使う際も安心です。
理由④リケーブルが楽しめる
アナログで振動を伝える有線イヤホン。
実は、ケーブルひとつ変えるだけでも音が変わることをご存知ですか?
ケーブルの中身には銅線や銀線などが使われています。
この素材や太さ、巻き方などが変わると音も変わるのです。
- 高音質が叶う
- より自分好みの音になる
- 断線しても使い続けられる
有線イヤホンを長く使っていると、ケーブルが断線してしまうことがあります。
ですが、リケーブルできる機種であればケーブルを変えるだけでイヤホン本体を使い続けることができます。
リケーブルはより高音質、より自分好みの音を追求できるだけでなく、実用的なメリットもあるのです。
リケーブルを楽しみたい方はリケーブル対応のイヤホンを買いましょう。
ケーブルを差し替えるだけでかんたんにリケーブルできるので、専門知識がなくても安心ですよ。
私が使っているXBA-N3もリケーブル対応商品です。
現状音質には満足していますが、いつかリケーブルをしてさらなる高音質を楽しみたいと思っています。
「今」は有線イヤホンが好き
以上が、私が今でも有線イヤホンを好んで使っている理由です。
世間では「時代遅れ」のような目で見られることもあるかもしれません。
ですが、有線イヤホンには無線イヤホンではなし得ないメリットもたくさんあります。
無線イヤホンはコンパクトで機能性も高いですが、音飛びや音質が悪いといったデメリットもあります。
有線イヤホンはそういったデメリットをカバーしてくれるので、音楽やゲームなどを堪能したい方には断然有線イヤホンがおすすめです。
ご紹介した通り、私は今現在有線イヤホン派ですが、絶対的に有線イヤホンを支持しているわけではありません。
今後無線イヤホンの性能が有線イヤホンを超越すれば切り替えるかもしれませんし、それ以前に機器が有線イヤホンに対応しなくなる可能性もあります。
ですが、現状メリットとデメリットを鑑みてもすぐに無線イヤホンに乗り換える気はありません。
私は音質などにこだわりがあってあえて有線イヤホンを愛用しています。
有線イヤホンを使っている多くの方は、同じような理由で使い続けているのではないでしょうか?
時代の流れに乗ることも大事ですが、それよりも大事なのは自分が大切にしたいと思えるものを使うことです。
有線イヤホン=時代遅れなどとは思わず、自分がいいと思ったものに自信を持ってくださいね。
おわりに
この時代でも私があえて有線イヤホンを愛用している理由でした。
- 音質がいい
- 音飛びの心配がない
- 充電が不要
- リケーブルが楽しめる
需要は減ってきているとはいえ、今だに根強いファンが多くいるのもまた事実。
有線イヤホンにしかないメリットもたくさんありますので、恥ずかしがる必要はありません。
「自分はあえて有線を選んでいる」と、自信を持ってくださいね。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!